「俺たち2」管理人による遠距離通勤電車マガジン

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「塾に通うこども達」

11月のある日。夕方5時前だというのに、もう薄暗くなってきているベイタウンで、普段あまり見掛けない光景に出会った。そもそも平日のベイタウンの夕方に居合わせることが殆ど無いので、初めて見た。それは、学習塾の送迎バスに乗り込む小学生だった。

我々が小学生のときには公園や校庭で遊んでいて、暗くなったら家に帰るのが当たり前だった。しかし、いつしか夕方から夜にかけて塾に行くのが常識になっている。でも、最近、塾は単に勉強するところだけではなくなった。生徒たちのコミュニケーションの場であるらしい。

最近、家族の結びつき、学校とこども達の関係が薄くなっているという。早くから親離れし、大人びた小学生がいる一方、いい歳して親に甘えている者もいる。小学生から携帯電話を持ち、あるいはインターネットを駆使して、こどものくせに、大人社会と平気で接している者もいる。小学生による凶悪犯罪が起こる。こどももヘンなのがいるが、監禁事件などに見られる大人になりきれないヘンな大人もいる。



そういや、「親の教育がなっとらん!」
そんな言葉も聞かなくなったな。


別に塾を否定してるわけじゃないし、今の時代、逆に塾に行かないほうがおかしいのかもしれないが、なぜかヘンな奴がどんどん量産されているのって、こういったところに元凶があるんじゃないかと思ったりして。

しかし、よくよく考えてみたら、昔のようにお父さんが早くから帰ってきて、一家揃って夕食を食べるというのが普通の家庭だった頃にこどもだった私は、時代遅れなのかもしれない。こんなこと言い始めても見当違い?

さて、前述のバスに乗り込んだこども達。実に楽しそうに車内で戯れていた。そして、バスは夕暮れの街からどこかへ消えていった。

2003/11/14

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防災訓練


とても大がかりな訓練だった。
ヘリコプターが登場。

背後のビルは、パティオス10番街。

2003/11/15

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しばざ記 Vol.47


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