「俺たち2」管理人による遠距離通勤マガジン

しばざ記

ROCK CORE 2005
たまにはおやじが主役! ロックおやじのタワゴト。



1ヶ月ぶりに当ページに登場!
ったって、別に偉い事じゃないんだけど、最近このページに書いたことに対してすぐにレスポンス(メール)があるので、慎重に書かないとね。特に慌てて書いてることが多いので、誤字脱字には注意しなきゃ。長文になると、もう誤字だらけ。幸い、俺達HPスタッフに校正の達人がいるので、頻繁にチェックしてくれてるので助かる。で、なんで誤字が多いかと、真剣に考えたのだけど、移動中に初代モバギで入力していることが多く、あれって殆ど馬鹿な変換しかしないので、いわゆる変換ミスが多いのである。しかも、システムが電池をずっと入れてないといつの間にか初期化しちゃって、せっかく覚えこませた単語なども全部クリアになってしまっているわけだ。言い訳はいいか。要するに、書いた(打ち込んだ)文章はちゃんとチェックしろよ!ってことだわな。

それにしても、漢字が書けなくなってしまった。パソコンのお陰で紙に書くことが極端に少なくなってしまったからだ。

ま、1ヶ月というブランクがあるからホトボリもさめて、誰も見てくれていない可能性もあるけど、この1ヶ月は別の意味で忙しかった。そう、表題のロックのイベントがあったので、その準備に追われていたのだった。そればかりやってたわけじゃないんだけどね、イベントが入ると土日にはその関連で動かなくてはならないことが多々あって、もう無茶苦茶忙しい気分になってしまうわけだ。おまけに、なまじ色気を出して、またまた自分も出演するとなると練習もしなきゃなんない。

自分だけで出演するのだったら、練習なんかマイペースでやりゃいいんだけど、バンドとなるとそうはいかない。自分だけが練習不足だと周囲に迷惑を掛けてしまうし、思い切り怒られてしまうんで、バンドの仲間と一緒にスタジオに入らなくてはならないのである。今回はロックコアのイベントのために急造したバンドなので、とにかく意思の疎通も図ることもあり、スタジオに3回も入ってしまった。今までの中で最多の記録だ。つまり日曜日を3回もバンド活動に費やしたことになる。これは凄いことだ。さすがに息子は呆れてた。

しかし、スタジオに3回入って分かったことだけど、3回の練習でも家でたっぷり練習してないと、1回目から3回目のレベルアップなんてそれほどでもないということだ。それは分かってることなんだけど、家ではなかなか楽器を持つ機会が無い。ケースから出すのも億劫だし、ちょっと暇になったときでもついつい別のことをしている。私はベースを担当なんだけど、どうもベースを家で弾こうという気にはならない。それは家族の手前、遠慮しているのもあるのだ。

自分のデスクの横に小さいギターが置いてあって、たまにそれを適当に奏でているのは面白い。が、息子がすぐに部屋に来て、「なにしてるの?」と聞く。「ギター弾いてるに決まってんじゃないか!!」と言いたいところを我慢し、「何もやってないよ。」と軽く答える。つまり、ギターを弾いてる暇があるんだったら「僕と遊んでよ!」というのが分かってるからだ。どうもやりにくい。

というわけで、言い訳ばかり書いたが、宅練は殆どしなかったことを正直に言うしかない。バンドのメンバーの方々、お許しあれ。毎度、毎度こんなお詫びばかりしている。その代わり、今回は演奏曲(原曲)をしっかり聴きこんだつもりだ。小さいMP3プレイヤーもその為に購入した。これがなかなかスグレモノで、枕元にまで持ち込んでいた。ただ、寝床で聴くといっても3分くらいで眠ってしまうので、何の意味も無かったかもしれない。

とにかくそんなことで、イベントがどんどん近づいてくる。うー、なにも覚えちゃいない。今回は特に私が歌う曲もある。歌詞をしっかり覚えなくては。焦りが生じる。何度聴いても覚えられない。若いときには別に覚えようとしなくてもビートルズの歌詞なんてスラスラ覚えたのに。とうとう歌詞を覚えないまま当日を迎えた。これはやばい。私は、例のMP3プレイヤーを持参して、自分の番が来るまで再び聴き込んだ。聴いてるときにはスラスラ歌える。しかし、イヤホンを外すと何も歌えない。即ち頭が悪いのである。くそお〜〜。

で、終わってみると、反省点ばかり。傍目には何もプレッシャーがかかっていないように見えたかもしれないけど、歌うということのプレッシャーはめちゃくちゃ大きいということが分かった。もちろん、ステージで歌うのは初めてではないのだが、一向に度胸がつかない。まったく情けない。ひょっとして私は歌が嫌いなのだろうか。そうかもしれない。カラオケは好きじゃないし、風呂に入っているときも歌ってはいない。しかし待てよ。クルマを一人で運転しているときは歌ってるな。いったいなんなんだ。

が、打ち上げの時に、たぶんお世辞なんだろうけど、「歌、なかなか良かったよ。」ということを言ってくれた人がいた。本気だとは思っちゃいないけど、凄く嬉しい。プレッシャーから解放されたのもあるから、急にいい気分になる。同時に、褒めてくれるんだったら、もっとマジメに練習して、ちゃんと歌えばよかった、などとまたいつものように思った。それから、PafさんもJackさんも言ってるように、打ち上げのビールの美味いことと言ったらもう表現できないくらいだ。そうか分かった。なぜバンドをやってるかといえば、きっと打ち上げのビールのためにあるんだ。そうに違いない。うまいビールを飲むために頑張るわけだ。

そうなると草野球やゴルフと似てるかもしれないな。ゴルフの場合は終わった後も爽快感より重苦しいプレッシャーがずっと続いてることもあるが・・・。

と、無理やり結論を出してしまった。こんな結論を望んでここまで読んでくれた方はいないだろうけど、仕方ない。今はそれしかない。ただ、もうひとつ言えること、それは仲間がいるということだ。バンドは一人では出来ない。そりゃ何でも一人で出来てしまうマルチな人もいるだろうけど、少なくとも複数人がいてバンドなのである。今回急造したバンドは「BAD SMELL 100cc」というヘンテコな名前。メンバーを見てると性格的なものも、音楽的なレベルもマチマチだし、趣味も色々だし、なんかバラバラという感じ。しかし、最高のバンドだと思った。とにかくこのバンドでなにかやっているとき、これはもう最近の中では一番面白かった。



さて、結論めいたことを書いてしまったので、くだくだこれ以上書いても仕方ない。このページはこれでおしまい。別途、ロックコアのライブリポートも書いてみたので、そちらをご覧ください。
>>> ロックコア2005 ライブリポート



[ 改訂 ]
冒頭に「1ヶ月ぶりに書いた」等の表記があるが、実はVol.104「アラジンのストーブ」というのを書いていた。書いておきながら、HPに載せるのを忘れていたし、書いたことすら忘れていた。


[ 追記 ] (2005/2/25)
ロックコアに参加してくださった皆様に改めて感謝。本当に楽しかったです。数日後の今日もまだ余韻が醒めない私がいます。大変だったけど楽しかった。とにかく、この点だけは強調したいです。

舩後さんへ・・・メールを有難うございます。失礼な点があればお許しください。これからもロックしてゆきましょう。
太田さんへ・・・素敵なChisatoさんの歌声を堪能しました。有難うございました。
マッキーへ・・・おっしゃる通り、もっともっとベースギターを日頃から触ってなきゃ駄目ですな。勉強になります。
タッキー、KIDへ・・・今回は本当に残念です。また、一緒にやりましょう!復帰をお待ちしてます。
PaPaBAND各位・・・いつも貴バンドのお陰で盛り上がっています。これからもよろしくお願いします。
BADSMELLの皆様・・・一緒に出来てとても嬉しいです。時々練習しましょうね。
高橋さんへ・・・心から感謝します。ご家族にご迷惑をかけてしまっていること多々ありますが、とにかく有難う!
皆々様へ・・・本来なら一人ひとりにお礼を申し上げなくてはなりませんが、無礼をお許しください。皆様のお陰でイベントが無事に終了しましたこと改めてご報告いたします。


(2005/2/24)
しばざ記 Vol.105


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