「俺たち2」管理人による戯言
日記でもない、コラムでもない、単なる戯言。そんな感じ。
筆者は幕張ベイタウン在住のおやじ。結構、歳いってます。はい。
しばざ記
きしめん
あんまりポピュラーじゃないけれど、茂野のきしめんを買って食べた。


先日、といっても2日前くらいか、「お切り込みうどん」のことを書いたら、偶然にもその日に食べたという方からメールを頂戴した。日本の人口から考えても同じ日に同じものを食べるという確率は低いはずはない。でも、「お切り込みうどん」を食べている確率はどうなのだろう。尤も原産地である群馬では高いのかもしれない。

ところで、その「お切り込みうどん」と「きしめん」はいったいどこが異なるのか、味とか食感とかの違いがその後気になっていた。で、茂野の「味川柳なごやきしめん」を買ってきて味比べすることにした。因みに「味川柳なごやきしめん」もスーパーで安売りしていた。同社のネットでは扱っていない商品である。しかし、先日買った「お切り込みうどん」は在庫切れのようだった。仕方ない。味比べは直接できない。「お切り込みうどん」は記憶だけでの勝負になる。

まずは「きしめん」を茹でてみた。それが上の写真。この写真、いかにも食品メーカーが好きそうなアングル。というか実は私が好きなアングルでもある。ライティングは面倒なので内蔵ストロボというお手軽な撮影だ。レンズは40mm。やや絞り気味で、シャッタースピードはお任せという設定だ。そんなお手軽の設定にも関わらず、割合いい感じに見える。気になるのは、表面の水気がやや足りないか。もっとびしゃびしゃした状態で撮るほうがいいかもしれない。

これは、まあいわゆる「ざるうどん」の方式である。茹で上がった麺を水で冷やし、軽く揉み洗いしたものだ。文句無く旨い。乾麺のうどんって、どうも太さが足りないような心配をしてしまうが、この「味川柳なごやきしめん」は茹で上がると約1.5倍の太さになり、十分である。ややもちもちっとした食感、適度なコシ、そして、つるつるっとすするときの微妙な踊り具合。幅広の麺特有のものだ。

で、「お切り込みうどん」といったいどこが違うのだと言われると、実はこの時点で「お切り込みうどん」の味が思い出せなくなっていた。間違って「味川柳なごやきしめん」で上書き保存してしまったような感じ。印象としては、「お切り込みうどん」のほうがやや「もちもち感」が高いかな、という感じである。

それから、写真には収めなかったが、「味川柳なごやきしめん」をもっと茹でて、yoshiさんの言い方をお借りすると、もっとひれひれになったような状態で食べてみた。それは釜揚げでアツアツで食べた。うん、それもイケる。「ヤマキのめんつゆ」で食べる。本来はもっとカツオの風味が効いたものがいいと思う。花カツオをふんわり乗せてもいいし、天かすを少々入れてもいい。

ということで、結論から言って「味川柳なごやきしめん」、「お切り込みうどん」の両方とも旨かった。これからの季節、釜揚げにするか、鍋に入れて食べるのがいい。我が家は冬はなにかと鍋を食べる機会が多い。日本酒を飲みながら、でれっとしながら鍋を食べるときほど至福のときは無い。

茂野製麺株式会社HP: http://www.shigeno.co.jp/

2008.11.27

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2008/11/27
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