「俺たち2」管理人による戯言
日記でもない、コラムでもない、単なる戯言。そんな感じ。
筆者は幕張ベイタウン在住のおやじ。結構、歳いってます。はい。
しばざ記
しばざ記(最新インデックス) しばざ記(INDEX-18)  しばざ記・ブログ版  俺たちのHP(パート2)
未明のポタリング


ここ何日も殆ど缶詰になってデスクワークをやっていて、頭がぐしゃぐしゃになっていた。なにをやっているのかわからなくなってしまった。出口が見つからない。気分転換しなければ。

自転車に跨り、郊外まで走ってみた。行き先は決めていなかった。午前4時少し回ったときだったからクルマは殆ど走っていなかった。空はどんよりとしている。昨日真夏日だったので、その気配も多少あるが、でも風はひんやりしていて気持ちがいい。

適当に走っていたら、新検見川の駅前に出た。そこまで行ったので、ついでに未明の検見川無線送信所の廃屋でも見に行くかと進路を決める。検見川無線送信所の脇にある数年前に出来た遊歩道を入る。その遊歩道がなかなかいい。そこへの行き方を説明しておく。新検見川駅から検見川浜駅に向かう通りを大京というファミレスを過ぎてすぐ左に入り口がある。検見川浜駅方面から向かうと検見川陸橋を渡り、大京の手前の右側だ。

遊歩道に入るとすぐに右側に検見川無線送信所の建物が真っ黒い塊として鎮座している。その周辺だけ光を放つものがまったくないので、不気味。遊歩道の明るさとは対象的だ。そこは軽くスルーしておく。さらに進む。近辺は建売住宅もあり、畑もあり、という中途半端な郊外の雰囲気があって、私の好み。完成された古い街も嫌いじゃないけれど、スカーンとした造成地や畑のあちこちで家が建ち始め、骨組みだけの建築中の家の前に、ブロックや木材が積んである風景には心を惹かれる。

ネギ畑の隣に小ぶりだけど、お洒落な建売住宅が出来る。ところどころにはまだ砂利道もある。農家も点在している。大きな木もある。田舎なんだけど、都会的な、そういう中途半端な風景って、日本全国どこにでもある。自分がこどもの頃から土地が無いって騒いでたけれど、まだまだあるんだな、と少し安心する。

空がだいぶ明るくなってきた。どうやら太陽は出ないようだ。まだ明かりのついている家は少ない。造成地の向こうの新築の家の明かりが点いた。パステルカラーのいかにも若い夫婦が住んでいるといった風情の家だ。今日は土曜日だから家族揃ってどこかに遊びに行くのか。それとも出勤。あるいは単に早起きをしているだけなのか。

遊歩道はやがて、東関東自動車道の側道にぶつかり、そこで終わる。2kmくらいの距離だ。クルマの通行は無いし、好き勝手なことを色々考えながらゆっくりと自転車で走るのは気持ちがいい。あと10年もするとその遊歩道沿いには住宅がびっしりと立ち並ぶのだろうか。そのとき、果たして検見川無線送信所はどうなっているのだろう。

再び、遊歩道を引き返し、そして夜明けの検見川浜の街並みを眺めながらベイタウンに戻ってきた。さて、シャワーでも浴びて、また仕事しないと。

(実際にはこれ書いているので、仕事してない。)

2010.6.26



[追記]
前述の検見川無線送信所の脇にある遊歩道は、後日写真を撮ってきた。但し、日中の写真。夜とはだいぶ風景が異なる。以下のページの下のほうに掲載した。

http://baytown.dokkoisho.com/shiba/zaki18/shibazaki_867.htm

2010.7.15

▲このページの先頭へ




第2回 ベイタウン朝市

前回大好評の朝市は、次回7月24日土曜日です。約70店舗が出店します。シャボン玉おじさんもやってきます。お楽しみに。
実は私もスタッフながら物凄く楽しみにしているのだ。



告知ページは以下をクリック。(イラストはケリーちゃんが担当しました。)

http://www.oretachi.jp/event10/0724-asaichi.htm

▲このページの先頭へ



2010/6/26
しばざ記 859-HP版
最新の「しばざ記」はブログ版のほうを見てください。
ご意見などは、メールにて。


<<< 前の記事
しばざ記(トップ)
次の記事 >>>


俺達のホームページ ベイタウン・ミュージック・フェスタ ベイタウン旅行倶楽部 幕張食べ歩き 茂野麺紀行 神田まつや お薦めライブ
俺達のホームページ・パート2