今度は仕事で近くまで来たので寄った。
午前中、千葉駅でクライアントと待ち合わせ、八街経由の総武線に乗って昼前に成東、そして迎えのクルマ(といってもライトバン ww)で現地へ。今日は現調。新規事業のコンサルっす。これで仕事が獲れるといいんですが、世の中厳しいからねえ。ちょっとクライアントさんに甘い判定して欲しいのですが・・・。頼んますっ!!
その後、旭市へ東日本大震災の復興支援関連。偶然にも2、3日前にギタリストの田中裕一君がこの界隈を訪れ、復興支援ライブをやったという。
で、思ったよりも早く解放して頂いたので、こりゃ、絶対に銚子に寄るしかないでしょ??(笑)
むふふ。実はそういうこともあろうかと、またまたパワフル×スマイルちばフリーパス(1,800円)を購入しているだ。いや、これ単に海浜幕張〜成東、旭〜海浜幕張を往復した金額よりも安いので、絶対にお得なのである。
銚子に今度来たら絶対に寄ろうとしていたのが、外川の金兵衛食堂。ここの変わり種メニューが天ぷらラーメン。詳しくはまた後で。
銚子電鉄、楽しい〜〜っ!
今日は元地下鉄銀座線の車両に乗っちゃったよん。(笑)
地下鉄銀座線カラーだけで、車両は違うのかな?
よく分からんけど。
右の写真は外川駅にて。
よし、決めた。
次は撮影の仕事を銚子でやっちゃうぞ!!
2012.8.27
銚子電鉄、ますますいいっ!!
この前来たときは夜だったからあまり写真を撮らなかった。
でも、今回は撮りまくはり。(笑)
上は外川駅にて。
暫くここに居て飽きなかった。
2012.8.27
妄想シリーズ 「ヤマサ(醤油)の社員になりたい!」
短期間で2度も銚子電鉄に乗ってしまったので、すっかり愛着がわいてしまった。またすぐにでも乗りに行きたい。その為にはその界隈に仕事をつくって無理やり行くしかない。そうだ、成東には少なくともあと2、3回は訪れるから、そのときに寄れる。でもな、今日思ったんだけど、ヤマサの社員になりたいな。
上の写真、そこは銚子から一つ目の仲ノ町駅。この駅はヤマサ醤油の工場のど真ん中にある。同社の工場見学はこの駅で降りるとよい、ということだ。ということは、この工場に勤務すると、この駅を利用するわけだ。いいな、いいな。
銚子市の郊外、例えば松岸駅辺りの2LDKのモルタルのアパートかななんかに住んで、毎日銚子までひと駅乗って、そして銚電にまたひと駅。このひと駅は歩けるひと駅なので、帰りは中央通りの馴染みの居酒屋でちょいと一杯やって、そんで歩いて銚子駅まで。
この界隈の電車っちゅうのはなかなか来ないので、しょうがないから、駅近くのサンクスで焼き鳥と発泡酒を買って駅のホームでまた飲む。そして帰宅。「あら、遅かったわね。」と妻が言う。「いや、ちょっと今日は残業が・・。」と俺。「ウソおっしゃい。ほっぺたが真っ赤ですよ。」とちょっときつく妻。
なんちゃって。
右上の写真はヤマサ醤油株式会社の中央通りに面した工場入口。
2012.8.27
天ぷらラーメン
銚子から銚子電鉄に乗って終点の外川へ。町の坂道からは海が見え、潮騒も聞こえる。そんな町のほぼ中心部辺りにその店(金兵衛食堂)はある。外川駅から数分のところ。最初、見逃して通り過ぎてしまった。そう、暖簾が下がってなかったのだ。(写真右上)
かなり焦った。せっかく来たのに。
店の前で、「すみませーん、今日はやってないのですか?」と叫んだら、女将さんが厨房から出てきて、「やってますよ。」と言ってくれた。あとでお聞きしたところ、出前がメインなので、2時を過ぎたら暖簾を下ろしてしまうそうだ。
のれんに関する情報は、帰宅してから見たらちゃんとネットに書いてあった。危ないところだった。よく定休日の確認もせず遠くから行って悔しい思いをしたことが多々あり、またもや学習能力の無さに落ち込むところだった。それにしても、女将さん、ちょっと美人。(写真右下)
早速、天ぷらラーメンを注文。その間ちょっと女将さんとお話をさせて頂く。天ぷらラーメンを考えたのは誰ですか、ということについては、既に先代のときからだからわからないと笑いながらおっしゃっていた。ということはもうずっと以前から(確か40年前?)やっていたということですな。由緒あるラーメンなのである。
さて、しばし出来上がるまで待つ。天ぷらを揚げる音が聞こえてきて、いい香りも漂ってきた。このラーメンを出来るだけ美味しく食べる為に、2時半頃まで間食せずに我慢していたのだ。うひひ。そして約15分くらいで完成。ビジュアルは写真の通り。やはり見た目的にはラーメンの上に天ぷらがあるのは普通あってはならないことだ。(笑)
まずひと口スープを飲む。ほほお、中華そばのスープに和風のテイストが加わったような味。そう、天ぷらそばのつゆを混ぜたような微妙な味だ。昆布が入っているのも珍しい。塩分はやや濃い目だが、割合あっさりしている。うん、なかなかである。衣が少しずつ溶け出してスープに混ざるのがまたいい感じ。エビの出汁も徐々に効いてくる。海老天はごま油で揚げているという。エビもぷりぷりしていて美味しかった。ただ、チャーシューは私が苦手なぼそぼそした感じ。いや、しかし、天ぷらが入るからわざとこうしているのかも。
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麺は細めのストレート。天ぷらも入っているからすくい上げたらそれがなんと蕎麦だった、ということはなくて、ちゃんと黄色い中華麺だった。この和風なんだか中華なんだかわからないスープに合うかな、と思ったら、これがなんとドンピシャ。いい感じでマッチングしている。おいしい。茂野製麺のうましこつけ麺と、そうめん中華のちょうど中間くらいの感じだ。あっと言う間に食べ終わった。
その後、ご主人とお話しをさせて頂く。ご主人もなかなか男前。アイスコーヒーをサービスしてくださった。遠方から来られる方は事前に電話することをお薦めする。
http://tabelog.com/chiba/A1205/A120501/12016003/dtlrvwlst/4455410
金兵衛食堂を出た後、外川港まで坂道を降りる。
坂道は、つげ義春が描いた世界のような雰囲気だった。
じりじりとヤケドしそうな太陽が照りつける外川の駅。
でも意外に海から吹いてくる風が心地よい。
外川は南側が斜面になっていて、坂道からは外川港が見える。
まるでドラマの世界だ。
というか、実際に「澪つくし」の舞台になった場所。
凡才の私でもなんというか、創作意欲が湧いてこなくはない。(笑)
家々は段々畑のように建っている。南北に坂道、東西に標高線のように細い路地が緩いカーブを描いている。どの家もそれほど庭が無く、つまりびっしりと建ち並んでいる。太平洋の荒波に向かって、肩を寄せ合っているようだ。しかし狭いながらも庭には綺麗な花をつけた植木などがあり、情緒豊かな表情を醸し出している。
やや古めの木造家屋が多く、たいていの家には、よしずの簾や、洗濯ものが潮風に揺れていた。
外川漁港を東から眺めたところ。
向かって右側が外川駅方向。左側が太平洋。
向こうのほうが煙って見えるけれど、これは、波が荒く、海水が消波ブロック等に当って霧状になったもの。港の中はまったく波が来ないので、穏やかな表情を見せている。
港の外の海はというと、上の写真のように荒れくれていて、恐ろしいうなり声を上げていた。
左:港に面したラーメン屋さん。看板が無いと店だとは絶対に気づかない。
右:後方の建物は外川魚市場。
左:こちらは食料品などの店だ。やはり、自販機が無ければ店だとは気付かない。
右:坂道を登り、再び外川の駅を目指す。
2012.8.27
マイクロカーでやってきた人
外川の駅に戻ってきたら、上のように小さいクルマに乗ったおじさん達。
訊けば、埼玉からこれに乗って来られたという。
クルマは原付の50ccのエンジン。
運転するには普通免許が必要。
この暑さの中、さぞや大変だろうと察するが、意外にそうでも無いらしい。
それにしても凄い。いや、面白い。
少しの間だけど、あれこれとお話しさせて頂いた。
2012.8.27
犬吠埼灯台はこどもの頃憧れていた
外川から銚子方面にひと駅戻り、先日のように犬吠埼へ寄った。
やはり、昼間のほうが景色はいい。当たり前。
灯台らしい灯台。
こどもの頃、まだここを訪れて無いときも、この犬吠埼の灯台を意識した絵を描いていた。
それだけ憧れていた。
どちらかというと、白浜の野島崎灯台のほうが馴染みがあった。
でも、絵になるのはやはりこちらかな。
そうだ、中学生になるまで、犬吠埼灯台のペナントを貼っていた。
左:灯台のすぐ近くまで行ってみた。
展望台に10人くらいの人がいた。ちょっと登ってみたかったけど、面倒なのでやめた。
右:長崎鼻(岬)方向を眺める。水平線の近く、右から左に延びているのが長崎鼻。
そして、長崎町の民家が広がっているのが見える。(下に拡大)
長崎町の集落。
外川が高台に集落を形成しているに対して、こちらは海抜2、3mくらいのところに町がある。
あの震災の時、どうだったんだろう、そして今後は・・・、と心配になってくる。
左:君ヶ浜。最初はよく霧が発生するので、霧ヶ浜だったらしい。
右:君ヶ浜でこの浜の管理をされておられるおじさんにお願いして撮ってもらった写真。
ん?私が管理しているおじさんみたいだって???(ははは・・・泣)
2012.8.27
普通運賃で特急列車に乗れる区間がある!!
驚き、桃の木。昨日、旭から銚子まで行くのに、アナウンスでは「間もなく、銚子行き普通列車が到着します。」って言ってるのに、どう見ても特急列車がやってきた。特急「しおさい」だ。ひょっとしてこれ、普通料金で乗れるわけ?
ちょっとためらったが、高校生もお姉さんもおばちゃんもジジイもひとり残らず乗ったので、私も。(笑)
快適、快適。エアコンもばっちり効いてるし、静粛性もばっちり。シートも2人掛けのサイトシーイングタイプ。空いているから、窓際に座り、一方の座席に荷物を置いて、そして缶ビールをぷしゅぅ。いや、今日は水。冷たい「いろはす」だ。
車窓には飯岡辺りのゆっくり回る風力発電の風車。いいね。あー、もっと乗りたい。もう銚子に着いてしまう。これ、どこから特急が普通になるのだろう。成東かな。地元の人は慣れっこになっているのか大した感動は無いようだ。(上の写真がその車窓の風景)
しかし、私には特急列車の嘆きが伝わってくる。俺さ、東京を出発したときはさ、銚子行きの特急だったんだよ。それがさ、なんだい、なんだい。千葉の田舎に来た途端、鈍行扱い。くそぉ、舐めやがって。だから千葉は嫌いなんだよ。
左:すんげえ快適。とっても得した気分。
右:銚子駅に到着した特急、もといっ、普通電車の「しおさい」。
2012.8.27
銚子大橋
銚子大橋に沈む太陽。
午後5時50分頃撮影。(日没時刻ではない。)
銚子大橋がこんなに立派な橋になったことを知らなかった。
その昔、銚子大橋も憧れだった。
何せ日本の河川に架かる橋で一番長いのが銚子大橋だった。
(今はどうだかわからない。)
単に日本一長い橋は現在は東京湾アクアラインの木更津から海ほたるに架かる橋らしい。
おっと、ネットで調べたら、どうやらこの新しい銚子大橋は今年完成したようだ。
ん〜、そうかあ。
以前の赤いトラスの銚子大橋も好きだったので、ちゃんと写真撮っておけばよかったなあ。
右の写真は千葉県のホームページから。
もちろん、以前の橋である。
さすが千葉県。
ひょっとしてこの写真も古谷さん(ちばコンベンションビューロー)が撮影に絡んでいるのかな?
ところで何故この時刻までこの銚子に居るかと言えば、またまた時間調整である。
せっかくフリー切符を買ったので、まだまだ時間はあるし、それじゃたまには佐原まで行って、なんか旨いものを食べて帰ろうと思った次第。
午後5時10分頃、銚子駅のホームへ行ったのはいいけれど、なんと驚いたことに佐原経由千葉行きは午後6時40分の出発。思わず時刻表を見る自分の目を疑ってしまった。
なんとなんと1時間半も待たなくてはならないのである。
北海道とか九州の山奥ならいざしも、関東の、しかも、有名な街で、こんなんでいいんですか?
しょうがない。ただ、もう頭の中では佐原に行くことがフィックスされてしまったので、時間つぶしをすることにしたのだ。その時間つぶしに銚子港へ行き、この新しい銚子大橋に遭遇したのである。
少しぼーっとしてから、銚子駅に戻る。それでも時間が余っている。駅近くのサンクスで、ビールのロング缶を買う。早めに電車は到着したので、椅子に座ってビールを飲む。冷たいビールが喉に心地よい。そのときに気づいたのだが、来ていたTシャツが絞れるほど汗をかいていた。カバンの中に入れたタオルもかなりしけっていて、それで汗を拭くのも不快だった。
上の写真は銚子駅。
屋根の上に斜めになった棒が出ているが、これはなんと反対側の海の近くで回っている風力発電のプロペラだ。
この撮影のとき、まさか次の電車が1時間半後だとは知る由もなかった。(笑)
2012.8.27 2012.8.28(更新)
赤字が今回訪れたところ。
・長崎鼻と銚子大橋は眺めただけで、現地には行ってません。
・犬吠駅から犬吠埼灯台、君ヶ浜経由、君ヶ浜駅は徒歩。
・ヤマサ醤油工場の中には入っていない。
・地図はヤフーのものを流用しております。
佐原 びっくりするくらい早く店じまいをする街だった
前述の通り、佐原へは6時40分初の列車で向かった。6時の前半はまだ明るいのだが、6時半になると急激に真っ暗になる。まして、銚子からどんどん内陸に向かってゆくと、もう完璧な夜である。おそらく利根川を挟んだ反対側の街の灯りがゆっくりと見えている。
初めて乗る成田線は知らない駅名が出てきて面白かった。
佐原に到着したのは7時15分。駅を降りると、真っ暗。駅構内のコンビニも終了していた。駅前を探索する。驚いた。もうすっかり殆どの店が終わっている。駅前には大衆食堂が1軒、ラーメン屋が1軒、そして魚民が1軒、すなわち3軒しかないことが判明。普通の小売店も店じまいしているし、コンビニすら無いのである。
いや〜、まいった。7時少し回ったくらいで。ラーメン屋は、昼間ラーメン食べたからな、それとも魚民。いや、せっかく佐原まで来てそれでチェーン店は嫌だな。ちょっと歩いてみることにした。時刻表を調べに再び佐原駅へ。駅だけが煌々と光っている感じだ。そして再びびっくり。
なんとなんと、次の電車まではまた1時間10分待ち。右の時刻表の左側が上りの千葉行きなのだが、乗ってきた19時15分発の次の列車が約1時間20分後だよ。しかも、よく見ると、21時台はゼロ。次の列車を逃してしまうと、3時間も佐原に居なくてはならない。
待てよ。ひょっとしたら、少し歩くとやっている店があるかもしれない。意を決して歩いてみた。1時間も時間があるのだ。せっかくだから佐原名物とまでは行かなくても地元の美味しそうな夕食にありつきたい。
あの例の小野川に面したところにあるいかにも小江戸いう観光地へ向かって歩き始めた。ところがどこにもやっている店が無い。どの商店も固く戸を閉めている。閑散としている。なんということだ。まだ7時台だよ。いったいどうなっちゃってんだ。
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暫く行ったら地元系のスーパーが開いていた。そこそこお客さんもいた。少し安心。でも、行けども行けども開いている店は無い。とうとう小野川の忠敬橋のところまで行ってしまった。その近くに実はやっている料理店を見つけたのだが、そこで飲んでまた駅まで歩くのがかったるいので、パスした。もう頭の中では駅前の大衆食堂でビールと魚と決めていた。
上はその小野川の観光地。増感して撮っているけれど、実はもっと真っ暗。
当然、どの店もやってない。
右は、小野川の近くの商店街。こちらもどこもやってない。街灯だけが光っている。
再びとぼとぼと歩き駅前まで。そしたらまたびっくり、大衆食堂が店じまいしていた。なんてこったい。当然ながら選択肢は2つになってしまい、ラーメン屋を選択した。まずはアサヒスーパードライのジョッキ550円を注文。それから餃子定食600円を注文した。ま、色々あったけれど、冷たいビールを飲んでいたら、ま、いいやという気になってきた。
ぷは〜っ、生き返った〜。
ビールも餃子も旨かった。
先客は、オーナー若夫婦の5、6歳の娘さんと、そのおばあちゃんがカウンタに座り、奥には若いママ友風の2組の母娘がビールを飲んで騒いでいた。よく見ると、みんな壁に掛かったテレビを観ている。テレビでやっているのは、AKB48の前田敦子の引退セレモニーのようだった。若夫婦の娘さんがおばあちゃんに説明していたのでわかった。おばあちゃんは「ほう、和田アキ子が引退するかい。」と言ったけれど、娘さんには伝わらなかった。(笑)
奥のママ友はそのうちテレビの音声に合わせて歌い始めた。
「会いたかった、会いたかった、会いたかった、いえぃ♪」
なんか凄い世界だ。まさか佐原まで来てナマのAKB48が聴けるなんて思ってもみなかった。
2012.8.27 2012.8.28 更新
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2012/8/27
しばざ記 1232-HP版 |
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