「俺たち2」管理人による戯言
日記でもない、コラムでもない、単なる戯言。そんな感じ。
筆者は幕張ベイタウン在住のおやじ。結構、歳いってます。はい。
しばざ記


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佐野ラーメン(その2)
佐野厄除け大師にも寄った。佐野の街は落ち着いていていい感じ。


(前頁の「佐野ラーメン」の続き)

佐野に電車で行くのは初めて。というか、佐野市街を歩いたのも実は初めて。行きはJRで船橋まで行き、そこから東武線を乗り継いで佐野まで行った。遠いけれど、船橋から佐野まではなんと1,030円で行けてしまう。JRだったらおそらく2,500円くらいだろうか。どうせお金を出すなら東武特急「スペーシア」(特急料金1,000円)を使ったほうがより快適な旅が出来る。もちろん帰りにはそれを使った。

船橋からのんびり東武野田線で春日部まで行く。通勤ラッシュがほぼ終わった時刻なので、野田線はがらがら。刈り入れ時の田園風景を眺めながらの各駅停車の旅は快適。途中単線になる箇所がいくつかあって、上下の電車の擦れ違いが懐かしい。柏の駅で、先に停車している大宮行きのほうが早いということで乗り換える。なんと柏の駅は上下とも行きどまりになっている。つまりスイッチバック方式で、例えば船橋から大宮行きに乗った場合には柏から先は一番後ろが先頭になるのだ。



上がその柏の近辺の地図。皆さん、知ってました?
(クリックするとYhoo!の地図へジャンプします。)

ま、そんなことを含めて、電車の旅は楽しいのである。春日部からは急行で久喜まで行く。たまたま来た電車が東武伊勢崎線だったからで、東武日光線だったら東武動物公園駅で乗り換えなければならない。東武線は埼玉、栃木、群馬の辺りが特に複雑なので、ある程度予習が必要である。久喜からは各停の太田行きに乗る。田園風景の中をひたすら北西に向かう。羽生や加須など、田山花袋(だったっけ?)の「田舎教師」の舞台である。館林で今度は東武佐野線に乗り換える。ここで少し待つ。いやいやそんな調子なので、船橋からたっぷり2時間半以上もかかって佐野に到着したのである。

電車賃は安いけれど、これだけたっぷり乗れるというのは実に贅沢なのだ。こういうのはなかなか出来ることではない。

佐野の町は、高い建物があまり無いので、スカーンとしている。当たり前のように木造の商店がまだまだたくさん残っている。川越のように、これ見よがしに観光と直結してなくて、単に古びただけの店がさりげなくあるので、嬉しい。あと5年もするとおそらく半減してしまうので、このサイトを読んで急に佐野に行きたくなった方々はお急ぎくだされ。


一応、佐野厄除け大師も駆け足だったけど見てきた。テレビで、特に年末になると「関東の三大師」というフレーズのCMがこれでもか、ってなくらい登場する。が、それほど驚くような大きい寺ではない。「関東の三大師」と誇張するのは佐野厄除け大師だけで、他の大師はそういうことを言わないような気がする。それから、金の鐘がぶら下がっていたのには驚いた。もちろんホンモノの金が使われているわけではなくペイントだろうとは思う。そういえば本堂の屋根(のエッジ)もキンキラキンに輝いていた。どうも派手なお寺さんだ。それから田中正造翁の墓所があった。偉人だけあって立派な墓である。

* なんとWikipediaを見たら、関東の三大師は、「喜多院(川越大師)」と「拝島大師」とそして「惣宗寺(佐野厄除け大師)」なのだそうだ。川崎大師は違うのね。(恥)

* 田中正造は足尾鉱毒事件を告発した人である。あの時代に体制に立ち向かっていったわけで、凄い人なのである。

2008.9.18

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両毛線


佐野からJRで2つ目の駅が足利である。もし時間があれば足利にも寄りたいと思っていた。230円を払って乗車。1時間に2本しかない両毛線である。実はそろそろ時間が無くなっていたのにも関わらず(都内で打ち合わせする時刻が迫ってきていた)、ま、いいか、ってんでそのまま小さな電車の旅は続いたのである。F山さん、すみません。(F山さんには、足利の街を少し見たいので、と言ったら快く打ち合わせの時間をズラしてくださった。有難うございます。)

上の写真は足利の駅で。
私が乗った電車と同タイプ。昼間の空いている時間帯だったので、4人掛けのボックス席にそれぞれ1人ずつが占拠して乗っている。私ももちろんそうなのだ。


これ(↑)は、おそらく昔この路線を走っていたのだろう。足利駅前に飾ってある電気機関車。ひょっとして、ブルートレインを引っ張っていたのと同じ型? >ナッキーさん

残念ながらあまり手入れが良くないようで、上部の塗装の剥げの部分から腐食が著しい。補修するときにはグラインダーで平らにしてから塗るようにすればいいのだけれど、おそらく予算不足なのだろうか、そのままどんどん重ね塗りしているようだ。こういう雨ざらしの展示車輌の状態はどこでも似たようなものかもしれない。稲毛公園のSLなんてオリジナルの風合いもへったくれもなく、ごてごてと厚塗りしてるし。(苦笑)

- 両毛線Data 以下Wikipediaからの情報 -
区間(営業キロ):小山 - 新前橋間 84.4km
軌間:1067mm
駅数:18(起終点駅含む)
複線区間:岩舟 - 佐野間、駒形 - 前橋間

2008.9.18

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渡良瀬橋


森高千里の名曲と同名の橋、つうか、橋と同名なのがその曲なのだ。

その曲「渡良瀬橋」の隠れファン(笑)の私は初めて現地に行ったのだった。

最近、といっても、数年前か、松浦亜弥(字あってる?)がカバーしていたらしい。知らなかった。つうか、森高が歌ってから早15年。私の周囲でも森高を知らない少年少女がたくさんいる。私にとっては森高だって新しいのに。(苦笑)

http://baytown.dokkoisho.com/tochigun/watarase.htm

2008.9.19

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東武佐野線

イチローやりましたね!

彼の前のシーズン200安打の8年連続記録は、100年以上昔のことなんだってね。ほんと、偉業だ。

マリーンズもここに来て頑張っとるな。昨日西武に勝って同率3位になった。きわどいけれど、なんとかクライマックスシリーズに出場できるといいのだが・・・。

で、佐野線の後記というか、思い出したことを追記しておく。あの辺りを走っている車輌って、猛烈に汚いのだ。なぜかというと、潰れた虫とか、その虫の体液がめちゃくちゃへばりついているのである。へばりつくというか、粘りつくというか。

そりゃ、田圃の中を走るわけだからしょうがないのだ。でも、館林で電車を待っているときに、一旦電車がバックして、約10分後にまた戻ってきた。何しに行ったかというと、洗車しに行ったのだ。館林の北西の辺りに確かに洗車場がある。

水をしたたらせて戻ってきた車輌は、それでもまた汚い。虫の汁は頑固なのだ。

それから、佐野線に乗って少しゆくと北館林荷扱所があって、そこにアズキ色の渋い電気機関車が2輌止まっている。写真撮っておけばよかった。それ、あとでネットで見たらED5081とED5063のどっちか。なんと解体待ちらしい。勿体無い。

[参照]-----勝手にリンクを貼らせて頂きました。
http://kobin.hp.infoseek.co.jp/final-kamotsu.htm
(東武鉄道最後の貨物列車)

館林の次の渡良瀬駅も面白い。今にも朽ち落ちそうな駅舎。その次の駅もそうだったかな。廃墟じゃないけど、廃墟マニアにはたまらない。

そんなこんなで東武佐野線は非常に魅力的なのだ。また是非とも出かけたい路線である。鉄ちゃんのナッキーさんとか、じょん吉さんはちゃんとチェックしているのかな?因みに終点の葛生は蕎麦の産地でもあり、また旨い蕎麦屋もあるので、お薦め。

2008.9.19

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台風だ

結局、一晩中雨が降っていた。風は大したことなかったようだが。

昨晩は雨の中、息子が友達とマリスタに(マリーンズの)応援に行ってた。残念ながら雨が激しくなってきて、同点のコールドになってしまった。勝てば単独3位だったのに。ま、負けないだけでもいいか。

2008.9.20

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帝国ホテル「ジャズ・コンプレックス」

毎年お盆の頃になると開催される帝国ホテルのジャズライブ。今年で5回目ということだ。ライブといっても単なるライブではない。もちろん出演陣もゴージャスなのだが、帝国ホテルの色々なホールやロビーで同時多発的に複数のライブが繰り広げられるのだ。横浜とか神戸、或は阿佐ヶ谷で開催されている大規模なジャズのイベントをひとつのホテルの中に凝縮したようなスタイルなのだ。いや、むしろサマソニに形態が近いかも。

このライブに出演しているのが、先日ベイタウンのイベントにも出演してくださった神村英男氏。そして、杉山茂生氏。ピアノは神村さんのご子息の神村晃司さん。いや〜、行きたかった。ただ、豪華なイベントなので、当然ながら料金はお高い。お一人様15,000円なのだ。ひょえ〜。俺の昼メシの何日ぶんだい!?でも、でも、一日中たくさんライブを観て、聴いて、時間単価に直せば凄くお得なのかもしれない。私の義父と義母は毎年このイベントに行く。今年は山下洋輔のピアノを間近に聴けて大満足だったと言う。ん〜、俺も山下洋輔ファンなのだ。連れていってほしかった。

私の手元にその豪華なパンフレットがある。主な出演者は以下。

阿川泰子、寺井尚子、前田憲男、北村英治、MALTA、ジュリアード・オールスターズ、COCO、Lee Jung Sik、山下洋輔、山下剛、ジョージ川口Jr.(川口雷二)、中村誠一、神村英男、バッキー白片、横山達治、ミッキー・カーチス、ウィリー沖山、金子晴美、Tiffany、ペギー葉山、などなど。

来年は(といっても、殆ど1年後なんだけど)、是非行ってみたい。

2008.9.20
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2008/9/20
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