「俺たち2」管理人による戯言
日記でもない、コラムでもない、単なる戯言。そんな感じ。
筆者は幕張ベイタウン在住のおやじ。結構、歳いってます。はい。
しばざ記
[ブログ版 -TOP] [INDEX-11]   >>> HOME
ハルピン飯店
ディープな幕張を満喫できる。流行りのタイプではないが納得の味!



夜遅くまでMさんと、旧道に面したハルピン飯店で飲み喰いしてきた。腹いっぱい食べて、いい雰囲気で酔っ払ってきた。大きな瓶から汲む紹興酒(予めボトルに小分けにされていた)がうまかった。最後はオリジナルのラーメンで締める。

Mさんが大絶賛していた。ヤケドするくらいアツアツで、あっさりしたスープ。しゃきしゃきしたニラとモヤシ。二人でたらふく食べて、飲んで。これでひとり3,400円。ちょっと高級の中華料理店だったら1万円は飛ぶんじゃないか。ほんと良心的だし、朴訥(ぼくとつ)としたおばちゃんもいいし。

幸せな夜だった。



*   *   *



ハルピン飯店の場所は、総武線の幕張駅から南下し(海に向かう)、旧道とぶつかる交差点を右折。そのまままっすぐ約500mくらいか、もっとかな?とにかくその旧道沿いにあるのだ。右手にセブンイレブンが見えてきたら、もうちょい。左側の目だたない店だ。とにかくセブンイレブンが目印なのだ。
(セブンイレブンのはすむかい)

たぶん以前ネットでの情報だったか、外装はご主人の手造りなのだとか書いてあったような記憶がある。確かに手づくりっぽい外観は、なんというかチープといったら失礼かもしれないが、レトロと言っていいのかどうかちょっと微妙。Mさんは、外観だけではまず入らない店かもしれないと言った。私もその通りだと思う。でも外観も凄いけれど、内装も凄い。凄いというより、昭和30年代に良く見かけた中華料理屋という感じ。今はこういう店あまり見かけない。周囲の雰囲気と併せてディープな幕張という感じだ。でもこの感じはたまらなくいいのだ。




上が地図。近所には、ちとマイナーだけど、幕張の歴史に重要な大須賀山もある。山のほぼ頂上には首塚があり、ちょっと不気味。(参照:大須賀山に登る

ハルピン飯店の住所: 千葉市幕張町1の1333
電話 043-271-2632
  営業時間は、その日の状況に応じてのようだ。
  いちおう、18時にオープン。だいたい23時頃まではやっていると思う。定休日は月曜。




これが紹興酒。
大瓶で1,500円。口当たりがいいから、どんどんイケてしまう。Mさんが、「これ危険ですよ!」(うっかり飲み過ぎてしまう!)と、叫んでいた。それくらい旨い!!

ぶよちょ氏が大絶賛しているのも頷ける。

写真はロックだけど、もちろんストレートでもイケる。
これからの季節は、最初にビールじゃなくて、紹興酒から飲み始めてもいいかもしれない。



お通し。(豆腐とネギと干しえび)
ビールのツマミに最適。

ネギにはごま油と塩で味付けしてある。シンプルだけど、うまい。珍味だ。



じゃがいもの細切り炒め。

これもごま油と塩で味付け。強火でさっと炒めるので、色も鮮やか。シャキシャキした歯ごたえ。ボリュームもあって旨い。600円。



Mさんリクエストの八宝菜。

アツアツ。意外にさっぱりした味付け。酢をかけて食べた。海老がぷりぷりしていて旨かった。


*   *   *


途中省略。


さて、いよいよフィニッシュはラーメン。



このビジュアル。普通のラーメン屋さんでは、ありそうで無い。

太めのモヤシとニラが入っている。モヤシは非常にシャキシャキしている。スープは塩味。たぶん鶏がらをベースに、具に少し混じっている豚肉の旨みが合わさったものである。Mさん曰く、普通のラーメン屋さんの味ではなく、中華料理屋さんならではの味。確かにその通り。オリジナリティを強く感じる。そして、非常にアツアツな点がMさんと私が一番気に入った点だ。

Mさんによると、ぬるいラーメンのほうが早く食べ終わるので、回転率を上げるのであれば、そうするが、アツアツで出す店は良心的なのだそうだ。なるほど、納得。

かなりヘビーなラーメンフリークのMさんが絶賛するぐらいなので、このラーメン、相当美味しいと思う。麺はそれほどコシは無いものの、もちもちっとした感じがある。おそらくこのくらいの柔らかさが中華料理屋のラーメンにはちょうどよいのかもしれない。

このラーメンのお値段は400円。安い。前回最後に行ったのが、確か、5年くらい前だったか、そのときは300円だったか350円だったかと思う。そう家族3人で、ラーメンを食べに行って合計1000円くらいで非常に驚いたことを思い出した。しかも、そのときにおばちゃんが息子にコーラをサービスしてくれたのだ。凄い。

しかし、あのとき食べたラーメンと、今回のラーメン、ひょっとして味が違うのではないだろうか。おばちゃんに聞いてみると、「以前はしょうゆ味で、今は塩味。」と必要最低限の答え。なるほど、やはり変ったのだ。でも、おばちゃんは相変わらず朴訥としているのだった。おじちゃんの姿が無かったけれど、元気にしているだろうか。また時間が出来たら是非寄りたい店だ。

2008.10.4

▲このページの先頭へ



2008/10/4
しばざ記 545 ブログ版はこちら


<<< 前の記事
しばざ記 INDEX-11へ
次の記事 >>>

俺達のホームページ・パート2