「俺たち2」管理人による戯言
日記でもない、コラムでもない、単なる戯言。そんな感じ。
筆者は幕張ベイタウン在住のおやじ。結構、歳いってます。はい。
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大人の遠足(渡良瀬橋巡礼の旅)


幕張ケリーの3人で森高千里の「渡良瀬橋」巡礼のショートトリップに行ってきた。ショートといっても、東武電車でごっとんごっとんと片道3時間だから、もう立派な旅行なのだ。

海浜幕張から一旦東京駅まで行き、そこで合流。東京駅から上野経由で北千住まで行き、そこから東武線に乗る。わいのわいのお喋りしながら久喜まで急行、そして太田行きの普通電車と乗り継いで足利市に到着。

まっきーもケリーちゃんも足利は初めて。私だけは渡良瀬橋を見に足利を訪ねている。

http://baytown.dokkoisho.com/tochigun/watarase.htm
(↑)ベイタウン旅行倶楽部「渡良瀬橋で見る夕日」

前回は、あまり下調べしないまま現地に降り立ったので、森高のPVに出てくる八雲神社や床屋の角の公衆電話には遭遇していなかった。今回はまっきーが新兵器を持参しているので、心強い。それは、一昨日やっと日本で発売になったばかりのi-padなのだ。まっきー凄いっ!!

現地に着き、駅からのんびり歩き、渡良瀬川の川原で記念写真。まっきーもケリーちゃんも「空気が美味しい!」と叫んでいた。歌詞の通り、「広い空と遠くの山々・・・」なのだ。記念碑の脇にあるボタンを押すと「渡良瀬橋」を全部聴くことが出来る。歌を聴きながら3人で合唱してそれから、もうひとつの目的地である、この界隈ではちょっと有名な蕎麦の店「一茶庵」に向かう。それにしても、足利の街は歩いている人があんまりいなくて、大丈夫かなあ、と心配になってしまうのだ。

人がいなくても、寂れていても、3人で歩くのは楽しい。単に大人の3人が歩いているだけじゃなくて、我々はお互いに同じバンドなのだ。いいね。共通の話題がたっぷりあるので、話が途切れることがない。わいのわいの、げらげら笑いながら約2キロメートル歩いて一茶庵に辿りついた。時にもう2時近い。

2010.5.31


左: 渡良瀬橋の南側の袂。左上方(山の中腹)に織姫神社が見える。ツアー後、そういえばあそこに立つとどんなに景色がいいだろうな、なんて思って、立ち寄らなかったことを悔やむ。
右: 渡良瀬橋の上にて3人の記念写真。幕張ケリーのプロモーション写真にしたかったが、曇り勝ちであまり良い写りではなかった。

左: 渡良瀬橋から見た景色。歌では、「渡良瀬橋で見る夕日を貴方はとても好きだと言ったわ」となっていて、夕日を見たいのだけど、時間帯も違うし、天候も良くないので、今日は無理。
右: また記念写真。上の写真とどこが違うかと言えば、上は渡良瀬橋の上で、これは渡良瀬橋を背景に撮っている。あ、そうそう、今日はケリーちゃんが昨日カメラ(キャノンの一眼レフ)を持参し、バシバシ撮りまくっている。

左: 川原から見た渡良瀬橋。
右: 歌碑の脇にある「渡良瀬橋をフルコーラス聴くことが出来る再生ボタン。

左: こんな古い土塀もところどころに残る足利の町並み。
右: そば屋を目指して歩く。足利氏邸跡の堀。
なんとなく、テレ東が得意な低予算の旅行番組みたいなビジュアルだ。

左: ここが蕎麦処の一茶庵の入り口。実は午後2時で終わり。その2時ぴったりくらいに我々は訪れた。
右: 店内から坪庭(庭園)が見えて落ち着ける。

左: 腹がぺこぺこの二人。もちろん私も同様。
それより足利に来てからずっと歩いていたので、くたくた。
右: ケリーちゃんとまっきーが注文した田舎蕎麦の大盛り(1,000円)。値段は高いけれど、コシがしっかりして旨い。つゆもうまい。ケリーちゃんから分けてもらった。(笑)

左: 私が注文した「さらしな」。大盛りなのに量が少ないので、びっくり。更に真っ白なので、それもびっくり。まるでそうめんみたいだけど、しっかりとしたコシで旨かった。
右: そばを食べた後で、足利氏邸跡(現在は寺院になっている)を訪れる。観光客がそれほど多くないので、静かだ。

左: ミニ京都といった雰囲気だ。
右: 双子の大イチョウ。見事。

左: 立派な山門。境内の側から眺める。
右: 左の写真とほぼ同じ位置からの撮影。すっかり観光客化している。

左: 足利氏邸の外(南側)からまたもや記念写真。中高年対象のハイキングクラブみたいだ。
右: 風光明媚な場所なのに閑散としているのが勿体無い。でも、そのお陰で静かな散策が楽しめる。

左: 足利学校。ここが一番賑わっていた。
右: 地元の大学生が自家製のお菓子を売っていた。100円でクッキーがちょうど3つだったので分けて食べた。

左: 尊氏通りの飾り。
右: 歌に出てくる「床屋の角にぽつんとある公衆電話」。
ここで主人公が電話をかけたくて、なんども受話器を取るのだ。
今の時代はケータイが主流なので、この公衆電話の需要が無くて、何度も撤去の話があったらしい。

左: 床屋から少し歩くとこういう情緒のあるお店が並んでいた。手前の甲州屋さんの「ゆでまんじゅう」に心が惹かれるも、どうも営業してないようだ。
右: 更に八雲神社(足利公園)に向けてゆっくり歩んでゆくと、こんないい雰囲気の建物がある。格子の板塀。絵になるな。それにしても、人がいない。

左: 八雲神社。まっきーのi-padのお陰で、迷うことなく楽々到着。なかなかいい神社だ。
右: またまた記念写真。しつこすぎる。

左: また電車でごとんごとん揺られて北千住に到着。すっかり暗くなった。さて、大好きな打ち上げ。今夜の店は、天狗。ビールで乾杯。
右: まっきーが注文したソラマメ。皮ごと焼くだけのシンプルなつまみ。これがバツグンに旨い。
で、なんだかんだ飲み過ぎてしまった。


朝早かったし、前日あんまり寝てなかったし、しかも北千住で飲みすぎたこともあって、えらく疲れた。つうか、最後には酔っ払っていた。でも、それ以上に楽しかった。音楽を一緒にやっている仲間での遠足のなんと楽しいことよ!!
またすぐに行きたくなっちゃうね!

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2010/5/31
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