「俺たち2」管理人による戯言
日記でもない、コラムでもない、単なる戯言。そんな感じ。
筆者は幕張ベイタウン在住のおやじ。結構、歳いってます。はい。
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千葉ニュータウンを走る
ついでのついでに自転車で千葉ニュータウンを中心に走る。
茂野製麺(鎌ヶ谷)〜白井〜結縁寺〜佐倉国体会場〜印西牧の原〜白井


茂野製麺の本社工場で開催の「おじゃる祭り」(試食販売会)に、自転車を積んで出かけた。同社の駐車場はたくさんの来場者でおそらく駐車場がいっぱいだろうと、事前にお隣の白井の知人が社長をしている会社の軒先にクルマを駐めさせて頂き、そこから自転車で行った。天気が良く気持ちのいいサイクリング日和。「おじゃる祭り」もたくさんの人で賑わっていた。せっかくなので私も同社の製品を少し買わせて頂いた。通常よりもだいぶ安く買えるので、このイベントは大好きだ。茂野社長は、生うどんのデモンストレーションをやっていた。お土産に社長自らつくってくれたうどんを頂戴した。ありがとうございます。


一旦、白井に戻り、生うどんとクルマを(知人のE社長に)預かってもらい、前日に考えた千葉ニュータウンの周辺を自転車で走る計画を実行し始めた。まずは結縁寺の彼岸花を見ることからスタートする。そして、yoshiさんがおそらく今日行っている筈の印旛沼での国体のカヌー競技を見てみたい。その後、旧印旛村の山田橋(印旛沼放水路を跨ぐ橋)を渡り、旧印旛村役場前を通り、印旛日本医大前駅(北総線)の前を通り、続いて印西牧の原、千葉ニュータウン中央駅、小室、白井というルートでぐるりと回ろうと思っていた。やらねばならないことが山積しているのに、大丈夫か。ま、気晴らしだし、良しとしよう。

白井から小室、千葉ニュータウンというコースは、天気もいいし、快適。車道も凹凸が少ないし、きちんと路肩が確保されている。ハザードを点滅させて停車しているクルマも無い。少し広めの歩道もわき道が少ないので、段差が殆ど無い。駅周辺を除き、歩道を歩く人もいない。殆ど一直線の道をぐんぐん走る。あっと言う間に千葉ニュータウン中央駅。そこで遅めの昼食。コンビニでおにぎりと飲み物を買って大きなショッピングセンター(イオン)の外のベンチで日光浴をしながら食べる。

昼食後、進路をやや南に取り、結縁寺に向かう。途中、北総花の丘公園があり、以前からちょっと行ってみたかったのもあって寄り道する。芝生の大きな広場があって、コスモスが咲いていて、非常に気持ちの良い公園。園内を少々散策。写真を撮ったりしていたら、だいぶ時間が経っていた。慌てて、結縁寺に向かう。前回、前々回とはまったく逆の方向からのアプローチなので、不思議な気分。しかも、千葉ニュータウンからだと、どちらかというと坂を下ってゆく感じなので、びっくりするほど楽々到着してしまった。






(↑)広々とした北総花の丘公園。今の季節、一日中ここで過ごしてもいいくらいだ。
そうそう、花と緑のフェスティバルと称したイベントも開催されていた。屋台も出ていたので、時間があったらもっと居て見学したかった。

それだけではない。近代的な景観の千葉ニュータウンから、いつどこでどうなったのか、谷津田の残る田舎の景観に激変することに唖然としてしまう。タイムマシンに乗ったというより、何かの液体に何かを混ぜてあっと言う間に別のモノになってしまうような化学反応のような早さなのだ。川五郎の方面から行く場合は田園風景をたっぷり見ていて目が慣れてしまうせいか、結縁寺の近辺の景色に息を呑むほどの感動は無い。しかし、千葉ニュータウンからのアプローチは心臓に悪い。そのくらいの激変なのだ。

(↑)谷津田。こんな景色が、千葉ニュータウンのすぐ近くにあるのだ。
というより、もともとこんな風景だった場所に千葉ニュータウンが出来たというのが正解だろう。

結縁寺は、ここ2週間で3回目の訪問だ。毎週、土日のいずれかに結縁寺に来ていることになる。物好きな奴だ、俺は。さて、彼岸花はというと・・・。

やや、まだあんまり咲いてないではないか。山門に向かって左側は相変わらずひとつも咲いてない。一見すると前回とあまり変わりがない。でも、よく見るとでもにょきにょき生えてはきている。見ごろはあと3、4日かかりそうだ。また来なきゃ。また来る義務なんてないけれど、参道の左右にちゃんと彼岸花が咲いている風景を見たいし、写真も撮りたい。来られるだろうか。

(↑)こういうアングルだと、たくさん咲いているように見えるでしょ?

カメラや三脚を持ったおじさんやおばさん達の団体さんが熱心にちょぼちょぼっとした彼岸花を一所懸命撮影していた。

風が強くなってきた。結縁寺から川五郎のある神尾橋に出て、そこから一気に風車のある飯野休憩所まで走る。いや、一気にというとかっこいいが、実は向かい風でかなり苦しい走行だった。風は涼しいし、汗もそれほどかかないにも関わらず、舟戸大橋(印旛沼入り口)のボート場で水分補給の為の休憩。しばし印旛沼の水面をぼーっと眺めていた。風は強いものの、日差しもあってぽかぽか気持ちがいい。

再び走り出す。今度は快調。スピードも出る。そして飯野休憩所。その近辺が国体の会場で、テントやのぼり旗が出ている。人も多い。ただ、時刻は3時少し前。どうやら競技は終わってしまったようだ。場内アナウンスが、3時15分より種目別の表彰式を行う、ということを言っていた。ま、仕方ないか。北総花の丘公園のロスが無ければ競技を観戦することもできたけれど、でもあの公園もなかなか良かったので、諦めよう。

左: 船戸大橋のところの彼岸花もなかなかいい感じ。。
右: 飯野休憩所はいつもとまったく違う雰囲気になっていた。。

橋を渡り、印旛沼に沿って、北上する。この辺りも気持ちがいい。双子橋からサイクリングロードに別れを告げ、一般車道に出て山田橋を経て旧印旛村役場方面へ向かう坂道を登る。ここはしんどい。ローギアでのったりと、しかし、思い切りエネルギーを使って、そして登り切る。ここ、昨年の春に桜を観にきたときにも登った。思い切り汗が吹き出る。でも、大丈夫。そこから一気に日本医大前まで走る。北総線を跨ぐ橋の上で休憩がてら景色を眺めていたら新スカイライナーが通過したので慌ててカメラを取り出し、シャッターを切る。


南印旛沼の最北端。双子橋近辺。この風情が最高。

左: (↑)双子橋の上から印旛沼放水路を眺める。奥のほうに架かっている水色の橋が山田橋。その下のサイクリングロードはがけ崩れのために通行止めになっている。
右: 北印旛沼でバスフィッシングを楽しんできたのだろうか。

さてさて、ここからがお楽しみ。過去、一度だけ自転車で走ったことがあるルート。この千葉ニュータウンの端っこの日本医大から千葉ニュータウン中央駅へのルートの素晴らしさといったら・・・。しかも、何に例えたらいいのかわからないくらい綺麗な夕日に向かって走るのだ。加山雄三の「夕日赤く〜〜♪」ってな歌も口ずさんでしまった。古過ぎるか。

ふと思った。そうだ。この時刻にこのルートを、しかも、ベイタウン方面じゃなくて、白井方面に向かうなんて、普通ありえないのだ。なぜそういうことができるかといえば、クルマが白井にあるからだ。なんて素敵なんだ。ブラボー。ぜひぜひまたやりたい。E社長、またクルマ駐めさせてね。お願い。

夕日の千葉ニュータウンを疾走する。少し下り坂、少し追い風。遠くに見える観覧車、更に遠くに見える鉄塔、その向こうに霞む遠い遠いビル。昔観た映画にこんなシーンがあったような気がする。いい歳こいちゃいるが、映画の中のヒーローになったような気分でひたすらペダルをこいだ。

#夜中の2時半過ぎに、ずいぶんと長い文章を書いてしまった。やや壊れ気味。
#やばい、仕事、仕事。
# 写真右:
 さっそく夕飯がこの茂野社長がじきじきに打った生うどん。これは4人前。全部で6人前を頂戴した。ありがとうございます。

2010.10.3

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2010/10/3
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