「俺たち2」管理人による戯言
日記でもない、コラムでもない、単なる戯言。そんな感じ。
筆者は幕張ベイタウン在住のおやじ。結構、歳いってます。はい。
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涙のコロッケ
木更津の仲片町は、古い家屋が多く残っていて、昔の木更津を物語っている。
友人のTの家もこの道筋にあった。



12月17日 月曜日。木更津へは3時半過ぎに到着。毎度のことながら夕方になってしまう。昼食は駅の立ち食いそば屋(椅子があるので厳密に言うと立ち食いではない)。

カレーそばを食べる。ああ、久々。シンプルでおいしい。370円。

そして病院へ。
気づくと、ケータイに電話がたくさん入っている。
おふくろと少し話をしてから、一旦病院の外に出て、ずっと電話していた。

それが前述したとおりの(このページの下のほうにあります。)仕事のトラブルに関するもので、長っ話になる。困ったもんだ。でも、すごくまずい状況の内容をフラットな気持ちで受け止めていた。そうなると、すぐに腹が減ってくる。電話をしながら、焼きそばの小くらいのボリュームのものを求めてふらふら歩く。

いつしか踏切を渡って、懐かしい仲片町の辺りを彷徨っていた。その辺りには老舗が立ち並んでいる。あのトシヤの家もそこにあった。しかし、あらら、彼の家が無くなっている。どうやら新築するようで、その基礎をつくっていた。

と、いうことはだよ、トシヤのあの部屋もとうとう無くなってしまったのか。

残念。

トシヤとは、私の高校のときの同級生。バイクの事故で彼は二十代前半の若さで他界している。

その近くにコロッケ屋さん発見。森田屋さんという。ここ、ずーっと昔に買ったことがある。それよりも、森田屋さんといえば、私やトシヤが通っていたK高校の中で、コロッケを売っていた。そのコロッケ屋さんかと尋ねると、気さくなおばちゃんは「違う、違う。親戚だけどね。」と言う。あ、そうなんだ。

で、そのトシヤの家の近くの森田屋さんのコロッケ(1つ50円)を食べた。ちょっと小ぶりの手作りコロッケ。ソース無しでもおいしい。私の苦手なぼそぼそした感じじゃなく、どちらかと言えばしっとりしている。うん、旨いっ!!

コロッケを食べながらおばちゃんと談笑。トシヤのことを話したら、おばちゃんが急に涙ぐむ。「トシヤくんはね、うちのコロッケの大ファンで、ちっちゃい頃から買いに来てくれたんだよ。」と言った。

今でも、月命日になると、トシヤの家にお参りに行くそうだ。そして、トシヤのお母さんは今でも泣いているという。そうだよな。我々が彼の家に毎年お参りに行ってた30歳くらいまで、トシヤのお母さんの泣き顔を見ていた。お元気なようでなによりだ。

ただ、トシヤのお父さんは今年他界されたようだ。
お父さん、あちらでトシヤのことをよろしく。

合掌




駅前のそば屋でのカレーなんばんそば。
このチープな味が嬉しい。
370円はCP高いぞ。



コロッケ屋の森田屋さん。
昭和23年(だったと思う)創業ということだ。

この店、いや、店なのか何なのか分からなくて、何気なく素通りしたのだが、ちょっと気になり戻ったら、右側の窓のところに「とんかつ」と、「コロッケ」という札が出ていて、更に中に人の気配がしたので中に入った。じゃないと、全然コロッケ屋さんだとは思わない。

右は、上の写真のトリミング。

この二つの文字列が無ければ、絶対にコロッケ屋さんだと思わせないところが逆に粋なところかも。

おばちゃんは、ロッテファンということで、月に2回はQVCマリンに応援にゆくということだ。

私よりも年上なのは明らかだけど、とても美人さんです。



小さ目のコロッケ。
ひとつ50円。
お店で食べさせて頂いた。
味があるので、ソース無しでもおいしい。
お茶もご馳走になる。





基礎工事中のトシヤの家。
相当広い敷地である。
黒いクルマの置いてある辺りが確かトシヤの部屋だった。


左: 仲片町はこのような古い木造の住宅がいくつも残っている。
右: これは、スナック。看板で辛うじてその存在が分かる。
どうも現役のようだ。

左: 材木店なのだろうか。今風に言えばオフィス。懐かしい煙突が突き出ている。
右: ヤマニ海苔店。この隣がトシヤの家だった。

左: 仲片町から少し離れて、選擇寺。こうもり安の墓で有名。
右: これがこうもり安の墓。ごくごく普通の墓ですな。
江戸の戯曲に登場し、与三郎の相棒だったという設定だが、実在の人物ということだ。頬に蝙蝠(こうもり)の入れ墨があったということでその名が付いたということ。

この寺の境内で、高校生の男女がいちゃいちゃしていた。たぶん、私が突然現れたその直前まで抱き合ってちゅーをしていた雰囲気だ。邪魔してごめんよ。でも、寺の境内でいちゃいちゃするなんて、なんと古風な。頑張れ若者!!

左: 東岸寺。小林一茶の句碑がある。
選擇寺の北側に位置する。
右: 選擇寺近くの理容院の跡。昔はここ流行ってたんだと思う。

左: 集合住宅的な商店街。ここよく通った。昔は賑やかだったところだ。
右: 左の建物の信号機のところ。その角にあるそばの森田屋。少なくとも私が小学校1年生の頃からやってた店。森田屋の横の路地を入ると、木更津第一小学校の当時の正門で、その路地には文房具屋、駄菓子屋などがあった。森田屋はまた今度訪れてみよう。


左: 夕暮れの木更津駅。三好家のところの踏切りより。

木更津ネタでメールを頂きました。有難うございます。
できれば、ブログ版のほうへコメント頂くと尚、嬉しいです。
ブログ版は以下。

http://baytown-ore.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-b503.html

2012.12.17

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政治が絡んで仕事がボツ 

私の業界では例えば当選したらお金を支払ってもらえるけれど、落選したらお金が貰えないという仕事が当たり前のようにあるのだ。選挙グッズもその類。もちろん前払いという方法で発注してもらえばそういう問題は無い。でもですね、仕事欲しいし、たぶんこの人が落選するはずは無いという確信を持って、当落で支払い金額が変わるということで契約をしているケースがある。特に選挙ポスターの制作など。

あ、私はお金無いので、そういった冒険はしない。しないけれど、間接的な予期せぬ政治絡みで痛い目には遭っている。今回の選挙である仕事がまたそういうことになりそうな感じである。かなり厳しい状況。

2012.12.17

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いろいろあらーな

時々は落ち込むけれど、しっかし今夜はまとめて色々あったな。
お陰で、木更津でヤケ酒。
そして、タンメン食って、慌てて内房線に飛び乗り、深夜帰宅。

あらららら。もうすぐ零時だな。
週の始めからやばいなあ。

仕事のトラブル1件。ヘタすると実損が発生しそうで、深刻。かつ、長年おつきあいしていた業者さんに裏切られた。こういう書き方すると、今日関わったあの方と、あの方はもう気づいてしまうと思うけれど、そういうことです。でも、いいんだ、いいんだ。しょうがないな、今更。せめて、今回のことでは正直者が馬鹿を見たということだけでも周囲の皆さんにわかってほしい。理解者が一人でも居ればなんとか立ち直れる。と、思う。悔しいけれど。

それと、まあなんというか、これも仕事といえば仕事なのかな。信頼していた目上の方、しかも人生の大先輩の暴言に失望。単なる暴言なんぞ私からすりゃべとも思わないけれど、今回ばかりは、もう情けなくなる。2人称だけのやり取りなのに、どうして多くの方々の伝聞が存在するのだろう。予め味方をたくさんつけて、そして攻めるやり方の幼稚さ、事実を捻じ曲げて論じ、つじつまが合わなくなって完全に論理破綻を起こしているのに、必死に私を罵る。責任転嫁だ。何故私が咎められなきゃいけないのか全く解せない。

まあ、それもしょうがないのかな。呆れて反論する気も無くなった。

お願いだからご自身の晩節を汚さないでほしい。

そんなわけで後味の悪い月曜日となった。
早々に寝るか。

そうそう、ヤケ酒を飲んでいるときに、同世代のご近所さんからケータイメールが入った。彼も淋しがっている。そういう年代かも。我々は・・・。
何故かタンメン食べているときに彼は海浜幕張でラーメン食べてるし。(笑)




野菜たっぷりタンメン。700円。
木更津駅のSLつけ麺。

この店は私にとって、別れの店。
木更津に住んでいるときも友達と別れる直前にここに入ってそして一緒にラーメンをすする。社会人になって飲み歩いて、そして最後にここに寄り、そして別れる。木更津を離れてから、実家に寄り、そして電車に乗って時間調整の為にここに寄って、餃子とビールを飲みながらひと時を過ごし、そして木更津に別れを告げる。
幸いなことに恋人とかそういう別れは今のところない。というか、ここで別れた人とは必ず再会をしている。

ということで、今回も色々書いてしまった。ざざっと読み返したら、誤字脱字、表現、どれもが稚拙でお恥ずかしい限り。しかも、愚痴だらけだしね。困ったもんですわ。いい歳こきながら・・・。
皆様、後期中年の駄文を読んでくださって、いつも有難うございます。

2012.12.17

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こんなナイスなYOUTUBE見つけちゃいました 


「木更津」というキーワードで探し物をしてたら、これを引っ掛けました。
おもしろいです。
コメントを読んでいたら、批判もあるし、どうやら、この催し自体に対して市ヶ谷からクレームが来て、始末書を書いたとか・・・。(真意は定かではないですが・・・。)

でも、私はいいと思います。
しかし、なんというのですか、その機関銃は凄いっすね。
驚きです。

2012.12.17

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2012/12/17
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