新東京観光 (ベイタウン旅行倶楽部)

一度は訪れてみたい
立石もつ焼きツアー

知れば知るほど奥が深い立石ワールド。もつ焼きだけじゃない、寿司も、鳥のから揚げも、餃子も、おでんも、個性的な店がごちゃっと混在する下町なのだ。



宇ち多゛] [鳥房] [江戸っ子] [ぽっちり鳳龍 2号店] [立石バーガー]  [ミツワ
 [二毛作] [オールディズ] [栄寿司] [蘭州]
 [おでんや] 毘利軒 えびすや食堂
むぎや] [玄庵] [東京屋台・多じ満] [さくら] [仲見世そば]  [立石 舟和]
炙 ABURI] [アビスカ]
 [牛房] [鳥ひで] [吉祥寺いせや総本店 立石支店] [満る賀]



2012年10月26日、立石へ、ベイタウンのM野さんと一緒にやってきた。

上は立石の最もディープな世界への入口、呑んべ横丁のゲート。このゲートをくぐり、右側には怪しい世界が広がっている。その地区にはまだ入りこんだことはない。ゲートをくぐって、道なりに進み、広い道路に出たところには前回行った江戸っ子がある。今回は門はくぐらない。

目標はもつ焼きの王様、宇ち多゛(うちだ)。そして、鳥の半身のまる揚げが有名な鳥房へロックオン。(笑)

このコースは立石ツアーの師匠であるT山氏のご推薦であり、立石ツアーの入門であり、定番でもある。ベテランはちょこちょこっと飲んで食べて、どんどんハシゴするようである。だが、どの店も「酔った方の入店はお断り」と書いてあったり、「他店で飲んだ方のご来店はお断りいたします。」と書いてある。ちょい厳しい。でも、よほど酔っているように見えなければだいたいOKのところが下町の人情というか、立石らしい。

右は鳥房の店の入り口の張り紙。

我々も予め知った上でのおきて破り。(笑)

京成立石の駅を降りて、まず最初は宇ち多゛へ向かう。改札を出てコの字を書くように歩くとすぐに出くわす立石仲見世商店街。その入口では焼き鳥を売っている。オーソドックスな焼き鳥で、いっぺんそれをお土産に買って帰りたいと思っている。

でも、立石で飲んだらそんなこと忘れてしまう。(笑)




この雰囲気だけでも、妙に嬉しくなってしまう。
あー、立石に来たなぁ、という気分。

この商店街の奥に宇ち多゛がある。

宇ち多゛に行って以来、ほかの店を開拓する意味で、何度か立石は訪れているものの、宇ち多゛はほんと久々。1年以上は行ってないような気がする。


宇ち多゛と鳥房 


そうこう言っているうちに、というか、ほんと、すぐに宇ち多゛に到着。暖簾の前で待つ。反対側にも並んでいるので、合計20人の人が並んでいる。
右は並んでいるときに、手を振りかざして仲見世商店街の奥のほうへ向けて撮ったもの。まだ明るいので人通りはそうたいしたことない。



約20分待って中に入る。
中と言っても、我々の座った席はご覧の通り、もつ鍋の前で、しかも体の半分、背中は店の外に出ている。(笑)

でも、それが良かった。中の熱気と、外のひんやり感の両方味わえる。(笑)



その煮込み。
着席して後述する梅割りとともに先ず最初に頼んだのがこれ。もつ以外には何も入っていないのが、宇ち多゛のもつ煮の特長なのだ。
もう言葉では表せないくらい旨いです。驚くほど柔らかで、ぷるぷるのコラーゲン、脂肪たっぷり。(笑)

M野さんも納得の味。


ところで、同店に限らずであるが、お客さんの顔と、店員さんの顔が写るような撮影はNGである。同店ではそれを厳しく注意するということだ。ご注意を。



次に焼いてもらったのが、ハツの若焼き、塩で。

こちらの店の軽く焼くというのは若焼きと言うのです。
前回、前々回はガイド役がいたので、気にもしなかったのだが、今回は初心者のM野さんが店に入る直前にスマホで調べてくれてセーフ。

しかも、同店には飲み物以外のメニューが無い。
初心者では何を注文していいか分からないである。

まあ、知ってるところ、ハツ、タン、カシラ、レバ、シロ、ガツ、などなどを適当に注文すれば間違いない。後は焼き方だよね。タレか塩かも併せて指示しないと。


それはともかく、前回もこれ注文したかどうか覚えてないけれど、一般的なもつ焼き屋のハツとは全然違う。特に若焼きにした場合ね。なんというかしこしこ感というよりもふわふわ感が際立って、そして肉汁がじゅわーっと来るような感じかな。とにかく旨い。



左はM野さんご注文の軟骨の若焼き。塩で。

被写界深度のことを考えずに撮ってしまったので、奥行がボケまくり、なんだかわからない写真になてしまった。うーむ、RX100はこのぼけをよくチェックしてないとこういうことになる。だから、ちっちゃい写真にした。(笑)

軟骨は、前回は確実に食べてなかった。
きっと、ごく普通の軟骨を想像したからだと思う。

しかし、違った。
これはなんというか、柔らかい。
そして脂ギッシュ。

ごく一般的な軟骨も好きだけど、これはまたすごくインパクトがある。
ワタシ的には美味しい。

右はダイコン。いわゆる大根の漬物だ。
でも漬け加減が絶妙。
軽く漬けて、ナマのしゃりしゃり感が十分残っているのである。



見た目はグロいが、意外にあっさりしているタンのナマ。
醤油に酢というだけのシンプルなタレで食べる。
しこしこしていて旨い。

ワタシの一押し。
でも、これって、ダメな人にはとことんダメかも。



レバ若焼き。塩で。
なんとも言えない甘味がある。

ご存知の通り、レバって焼き過ぎるとパサパサする。
それが苦手でレバが嫌いという人は多い。
でも、これ、ほんと、レアでとろっとしている。是非食べてみてほしい。

江戸っ子のレバ焼きと似ているが、ビミョーに異なるな。

右がその江戸っ子のレバちょい焼き。
皿が似ているが、色具合や質感が違う。
明らかに江戸っ子のほうが焼きが甘い。(笑)

江戸っ子の記事はこのページの下のほうに貼付しました。


うわっ。それより、2010年10月に宇ち多゛に行ったときの写真を見てびっくり。
この頃はナマがどうのこうのってことが無かったからなのかもしれないし、T山氏の注文がばっちりだったのかもしれないし、いずれにしろ凄いインパクトの写真だ。

それが以下。



なんか凄すぎっ!!
ボイルしてあるとはいえ、同店に於いてのナマの状態。

ひょえ〜〜。

でも、これが旨いのである。

そうかぁ、2年前かぁ。

懐かしいなあ。

今でもこれが食べられるのか、次回は確かめてみたい。



上に載っているのがアブラ。下はガツだったかな。
やはりこれもビジュアルは凄い。

アブラは文字通りアブラ。

苦手な人は多い。
だが、それ以上にファンが多い。

事実、我々が注文してから程なく品切れになってしまった。

お隣の席のいかにもオミズ系のご婦人をお連れになってらっしゃるおっさんも、アブラのファンで、つい最近来たときには品切れで食べられなかったらしい。



適度に甘くて、適度にドライな梅割り。
これ、1杯で、ふわーっと酔い。2杯でくらくら。3杯目でへろへろになる。(笑)

一応、ローカルルールで3杯しか飲めない。
懇願すると5杯までOKだという。

酔っぱらったと確認した時点で場外コールが・・・。(笑)

他のお客さんに迷惑をかけないようにというのもあるが、そこが店の優しさなのだ。




宇ち多゛を出る。夕陽を浴びて、線路の向こう側に渡り、目指すは鳥房。

と言っても、ほんの2、3分のところだ。

上は鳥房のTakeOutの前から踏み切り方向を観たところ。


鳥房はもろ脂っこい料理が多いので、2軒目は、宇ち多゛の斜め向かいにある二毛作というおでん屋に行くという手もある。残念ながら私はまだ二毛作の未経験者。また、遅い目の出陣の場合、宇ち多゛は閉店が早いので、比較的遅くまでやっているミツワを基点にしてもいいかも。ミツワも名店だけど、やはり私は入ったことが無い。

そう、立石はたくさんいい店があり過ぎて、とてもじゃないけれど、制覇できない。
こんな魅力のある立石を教えてくれたT山氏には心から敬意を表したい。



鳥房はご覧のように鳥肉専門店というような外観。
地元の方々だろうか、ひっきりなしに、名物の鳥のまる揚げを買いにこられる。

我々が目指す料理店としての鳥房は、左の角から入ったところに入口がある。

まだオープン前で、既に3人が並んでいた。


オープンまで約15分程あったので、例の呑んべ横丁の入口へ探検に行く。
ゲートをくぐってすぐの路地を観るとこんな(右)感じ。ちょっと明るめに撮ってるが、もうちょい暗い。

まだ一歩も立ち入ったことの無いディープなディープな世界なのである。そして、昭和が確実に残っている。
ちょっとだけデンジャラスな雰囲気もある。

江戸っ子や、あるいは鳥房をスタート地点として、この路地で締めるというのもアリなのかもしれない。

食べログによると、この一帯に「おでんや」という名のおでん屋があって、その評価が高い。いずれは行ってみたい店である。



鳥房の排気ダクト(?)。
真っ黒の油で汚れている。
おそらく時々メンテはしているのだろうけど、追いつかないようだ。



ということで、鳥房に入る。
2人だったので、カウンタに座る。

この席もなかなかいいですね。
ほぼ常時お姉さんがいてくれるので、何かと色々頼みやすい。

右はお通しの鳥皮煮(?)。めちゃアブラギッシュなつまみ。私はOK。M野さんは思い切り残していた。(笑) やっぱ、宇ち多゛の後ではきついか。

まずはビール。
そして、鳥のから揚げ。
「いくらのですか?」と訊かれたので、間を取って630円のにした。

そうだ、この注文の仕方を忘れていた。

それと、鳥わさと、鳥ポン酢を注文。

ビールはどどーんとキリンが登場。

いいね!!!

ぐびぐび飲む。
もちろん下地が出来ているので、酔いが早い。
お腹も実はそこそこいっぱいなのである。



これが鳥房の名物の鳥のから揚げ。

これをおばちゃんにお願いすると、右のようにわずかの間に食べやすいように解体してくれるのである。

このボリューム(鳥の半身)と、表面がサクサクした食感。
そして中は柔らかで、適度に油の浸みた肉。
旨いっ。

同店も酔っ払いはお断り。

基本的には他店で飲んできた人はお断り。

我々はOKだったが、「あんた、飲んでるでしょ? うちは他で飲んできたら入れないんだよ。」と店のおばちゃんに怒られている客もいた。(笑)

みんなおばちゃんに怒られたくて来ているのだ。



鳥わさ。
ふわっとして、しこっとして、なんとも言えない食感。
久々に食べて大感動。

でも、かなり腹いっぱい。
うーむ。



鳥ポン酢。
ちょっと拡大し過ぎて、なにがなんだかわからないが、とにかく旨いのだ。
(アップの写真と引きの写真を2枚は撮らないとダメだね。)
しかし、辛い。
そう、何故ならご覧のように唐辛子がびんびんに入っているのである。

すっかり腹いっぱいで、酔っぱらってしまったので、この辺でお開き。
また少ししたら、是非また立石ツアーをやりたいのである。

参加者募集なのだ。(笑)

2012.10.26
(ネタ元 = しばざ記 1257

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江戸っ子

上の10月26日のほぼ一か月前の9月12日、江戸っ子へ行ったときのリポートである。江戸っ子といえば、宇ち多゛ともつ焼きの人気店として人気を二分しているのだ。私はこのときが初江戸っ子。以前からネットでちゃんと下調べしていた。特徴のある髪型の名物女将も観ることが出来た。女将も含めて、こういう店にしては女性陣が優しいのが意外だった。

同店は間口が広くて、どこからでも入れる。しかし、行ったときにはほぼ満席。並んでいなかったので、割合すぐに入れる。


まずはボールとレバ刺し、おっとレバ刺しは禁止なので、レアの焼きレバなのである。そう、そのレアというのは、殆どレバ刺しの境地。文句なく旨い。(笑)


ビジュアルはご覧の通り。
こういう食べ物に興味の無い人から見たらかなりグロい。



左:タンとハツ 2本ずつ。1本80円。こんなにボリュームがあってだよ。立石以外ではありえない。
右:こちらもボリュームたっぷりの煮込み。320円。凄く美味しい。宇ち多とはまたちょっと違うね。
 あ、そうだ、この煮込み、豆腐抜きなのだ。注文するときに、「ごめん、豆腐無くなっちゃったけど、いいよね。」みたいに半ば強引によそってくれたのがこれ。その分、肉が多目なのかな。入っている部位の種類が多くて、楽しめる。




左:飲み物は殆どの人がこれを注文。特長のあるハイボール。ここでは「ボール」と呼ばれている。
右:間口の広い江戸っ子の入口。どこからでも入れる。


T山氏の評価としては宇ち多゛から比べると、江戸っ子はかなり落ちる、ということだったが、どっこい私はむしろ江戸っ子のほうが食べやすいと思った。ただ、タイプが違うので、宇ち多゛はほんと素晴らしいことには違いない。あ、そんなことを考えていたら宇ち多゛に行きたくなった。

2012.9.12 Zaki

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ぽっちり鳳龍 2号店 

立石仲見世の入り口にある総菜屋さん。

2010年10月20日、昼飯を例のもつ焼きの「宇ち多゛」で、と思って、午後1時半頃、ちょっと覗いてみた。なんと、凄い行列が出来ている。表に30人、裏手に20人くらい。つまり、50人くらいは並んでいるのだ。凄い。入り口には「本日二時開店」と書かれた紙が貼ってある。恐るべし「宇ち多゛」。

ラーメン屋だったらわかるけれど、平日の昼間っから飲み屋に人がたくさん並んでいるというのは、物凄く不思議なのだ。みんな例外なく飲むしね。若い女性も何人か混じっていた。私は並ぼうか、どうしようか、かなり迷った挙句、諦めて、同じ仲見世商店街の「ぽっちり鳳龍」というこじんまりとした中華料理屋さんへ。担々麺600円というのが魅力だったけれど、まず最初はノーマルを食べてみたかったので、ラーメン500円と、餃子300円を注文する。

「宇ち多゛」が大行列が出来ているのに対して、2軒お隣の「ぽっちり鳳龍」のお客は、おばちゃんがひとりチューハイを飲んでいる以外は私だけ。2人だけなのだ。時間帯の問題なんだろう、きっと。何故なら午後2時少し前だから、ピークは過ぎているわけだ。

さて、ラーメンが登場。これが、想像以上に旨かった。とてもシンプル。必要最低限のものでつくっているという感じ。餃子も美味しかった。最近現地で食べた宇都宮の餃子にも劣らない。第一、私だけのために1人前をつくっているので、うまくないわけがない。





(↑)鳳龍のラーメンと餃子。

鳳龍を出た後、まだ「宇ち多゛」の行列は続いていた。もう既に中ではみんな一心不乱になって飲み食いしている。ほんと、凄い光景だ。

http://www.katsushika.co.jp/nakamise/
(↑)立石仲見世商店街のページ


左: 京成立石駅を東側から見る。都営地下鉄、京急直通の列車が到着したところ。
右: 仲見世通りには総菜屋さんが多い。

左: のんべ横丁のほうにも行ってみる。
赤い服を着た人は、その横丁のスナックのママさんであることが、この20秒後くらいに判明する。
右: のんべ横丁を入ってすぐに直角に折れるこのような狭い路地にも飲み屋さんがある。ディープな下町なのだ。

左: 開店は4時からなので、ひっそりとしている江戸っ子。
サブキャッチが、「立石の関所」となっている。ただでは通さないよ、という意味だろうか。
右: このまま帰宅するんだったら、こういう惣菜を買って帰りたいところだけど・・・。
砂町銀座にしろ、立石にしろ、ひとり暮らしをしても困らないね。

2010.10.20 Zaki


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番外編(立石と名がつくが、実は堀切菖蒲園)
「ついに立石バーガーに行った」
ネットで、テレビで、ちょいと有名なあの手動自販機の立石バーガーに。
おじさんはまるで予習した通りのおっとりした感じ。バーガーは予想以上にうまい!



仕事で都内に出たついでに、というよりも、スケジュールが大幅に変更になってしまい、予定の時刻に幕張に戻れなくなったので、せっかくだからこの際、立石バーガーに行ってみることにした。以前から一度行ってみたいと思っていた。場所は京成堀切菖蒲園駅の近く。時は日暮れに近い。

ところで、立石バーガーをご存知無い方は以下のYOUTUBEをご覧になると、その実態をお分かり頂ける。

http://youtu.be/Qi2t59p0XE8

このYOUTUBEを観ていて、ずいぶんチープかつ、ちょっと言い方が悪いけれど、汚い店だと思われる方もいらっしゃると思う。実は私もそう思って、実際にはどうなんだろうという怖いもの見たさがあった。そして本日現物を見て、まったくその通りで、むしろ実際のほうがなんとなく汚いような感じだった。第一、店の看板がますます劣化していた。廃屋(失礼!)の一歩手前じゃないか。これ。



上が現在の、いや、数時間前の立石バーガーの外観。
なんとなく傾いているようにも見えるし、あっちこっちにヒビが入っている。
まさか、震災の影響じゃないよね。
中が省エネのせいか暗くって、営業しているのかどうかわからない。



自販機は全部で4つあった。結構複雑になっている。
左が立石バーガーの自販機。自販機という文字の後ろに「?」があるのがミソ。
右は、なんだかわからない。
「自販機手わたし」というのは、どういう動きをするのか、ちょいと見てみたい。

後で気づいたのだけど、串カツバーガーというのがあった。それ食べたかった。

それにしても、「気球的自販機」ってのはなんだ。(笑)
ジャンピング食パン自販機ってのもわけがわかんない。(写真には写ってない。)
それらの自販機はご主人が一所懸命つくったのはわかるのだが、妙にチープで泣けてくる。(笑)




自販機の裏側に、おそらく、ロイヤルバーガーを買った後に流れるだろう音楽のセットがあった。

チープなラジカセ。

私は自販機ではなく、直接店に入って、おじさんに直に注文。立石バーガー100円と、コロッケバーガー130円を食べた。これが、結構うまい。




上は立石バーガー。

なんたって、100円は安い。(やっていけるのか?)
パティがうまい。味つけがグー。レタスもしゃきしゃき。
バンズも手作りなので、これまた美味しい。

あのMドよりうまいんじゃないか。モス並みだよ、これ。

店でおじさんと会話しながら食べていたら、誰かが自販機で買ってから、「すみません、これ、温めてください。」と店に入ってきた。二十代後半くらいの男性。

おじさんは「はい、少々お待ちください。」と言って、カウンタにある電子レンジでチンしてその男性に渡していた。なるほど。後から思うと、私も自販機で買えばよかった。その店のひとつの特徴である自販機を楽しまなかったのは痛恨の極みである。これでまた行く目標が出来た。



右上の写真がおじさん。
背景があまりにもこきたい(あ、失礼)ので、いや、暗かったので、切り抜きさせてもらった。あっちこっちのHPや動画に登場していて人気者。

虫も殺さない優しそうなおじさん。
今後もずっとおいしい立石バーガーをつくっていってほしい。

次に行ったときにはまとめてたくさん買って帰りたいな。


左:

商品陳列ケースには、うまそうなものがたくさん並んでいる。どれも、安い。一番高いので、ロイヤル立石バーガーの300円か。それにしても、このガラスのケースはヒビが入っている。それもまた個性か。

右: なに??? 立石バーガーストラップとは???
どんなものなのか見せてもらえばよかった。

以下は立石バーガーの地図。
(ヤフーの地図)

http://yj.pn/JwJq_r

http://r.tabelog.com/tokyo/A1324/A132403/13008123/
(食べログ)

2011.4.20 Zaki.

(ネタ元 = しばざ記 1016

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またまた立石もつ焼きツアー(今度はミツワ)
2012年11月6日。懲りずにまたまた立石の駅頭に立つ。今回、皆さんのご都合で、宇ち多゛への営業時間の残りが少ないということで、ターゲットをミツワに定めた。



立石もつ焼きツアー隊。今回の隊員は都内でコンサルタント会社を経営する比護さんと、ベイタウンのてっちゃんパパ、ギタリストの田中裕一君と、そして私の4人。立石のアーケードの入口のところで待ち合わせする。お三方は、立石の初心者。でも、比護さんはだいぶ前、なんとミツワに行ったことがあるというのだ。へえ。

私はミツワは初めて。宇ち多゛、江戸っ子、ミツワと、立石の三大人気もつ焼き屋として有名だが、タイプは全然異なる。ミツワだけが極めてまっとうなもつ焼きだ。まっとうな、というのは一般的なという意味である。煮込みも良く知ってるタイプだし。でも、決して普通かと言うと、クオリティは高く、とても旨い。宇ち多゛とは明らかに色々異なるけれど、やはり名店と言われるだけの味だ。おねえさんの接客もなかなか。あんなに忙しそうにしていても笑顔を忘れない。

まぐろブツもこれまた旨かった。口の中でふわーっと溶けるような上質な刺身。外のカウンタで飲めたのも良かった。宇ち多゛のような緊張感が無くて、ある程度ゆったり飲める。また是非行きたい店には間違いない。

2012.11.7
 (店を訪れた日は11月6日)


ミツワ


前述の通り、我々の良く知っているタイプのもつ煮込み。
最近、宇ち多゛、江戸っ子、と凄いタイプのものを食べているから、ある意味とても安心して食べることが出来た。てっちゃんパパは、ご飯が欲しいと言った。なるほど、ほんと、その通りだ。これをおかずにご飯食べたら旨そうだね。群馬県渋川市の有名な永井食堂のもつ煮込みを思い出してしまった。






ミツワはレバのみが若焼きをしてくれる。後はしっかりと焼いてあるが、でも、肉の旨味が一番いいところの焼き具合なんだろうね。とても美味しい。この店だったら奥さんを連れていっても大丈夫かも。(笑)



刺身は「しめさばが品切れで、まぐろぶつだけになりますが、いかがでしょう。」とおねえさん。まったく問題無し。ふんわりと柔らかくシルキーな食感の上質なまぐろで、大満足!!




飲み物はビール、焼酎ハイボール、日本酒の燗、焼酎お湯割り+梅、などなどたくさん飲んでしまった。結構いい心もち。お腹もいっぱい。(笑)



おねえさんに撮ってもらった。みんなこの笑顔。(笑)



外のカウンター(と言ってもアーケードの中だから雨、風の心配は無し。)なので、のんびり、ゆっくり出来た。

-- もつ焼きツアー隊員のHP --
比護さんのウィルネスメッセージ http://wellness-news.jugem.jp/
田中裕一オフィシャルサイト http://yt.web5.jp/


さて、店を出ると、すぐに出会う「二毛作」というおでん屋にハシゴすることになった。
ミツワでもう十分に飲み食いしているのに、二毛作のあっさり味のおでんを食べるうちに再びいい感じの食欲が沸いてくる。食い過ぎだな、こりゃ。(笑)


二毛作


おでんはどれも美味しかった。上はおでんの盛り合わせ。変わったところでは海苔のおでん。スープに岩のりが浮いているような感じ。これがまた旨い。写真を撮るのを忘れた。トマトのおでんも良かった。

店はお洒落な雰囲気。女性だけのお客さんもいた。驚くのは飲み物の種類が豊富で、いつの間にか色々飲んでしまった。ワインとか、日本酒とか、それから、おっと記憶が飛んでますね。(苦笑)



これがトマトのおでん。
ずっと以前にM野さんが「トマトのおでんが美味しい。」と言ってたのを思い出す。その時にトマトなんておでんになり得るのかと、想像もつかなかったけれど、いやいや、美味しいですな。好物のひとつになりそう。なんというか、上品な味。ヘルシーだし。




左:お通しの鯖の水煮(?)。これも旨かったな。
右:主張するタコ。(笑)



店内は狭いけれど、機能的に出来ている。コの字型のカウンタの中をスタッフは斜めになって歩く。今、彼が手にしている飲み物は我々のオーダーしたもの。
2人のスタッフは若くてかっこいい。





飲み物はどれも美味しかった。ワインも飲める。
純米酒の「るみ子の酒」を飲み始めた頃の記憶は無い。(笑)
相当酔っぱらっていた。(苦笑)



二毛作を出た後、途中から何度も「もうお腹いっぱい。」を連発していたてっちゃんパパさんがお帰りになられた。私もそろそろリタイヤかな、と、思ったのだが、田中裕一がしつこく誘った(笑)ので、三軒目に突入。三軒目はお洒落なバーボン専門店。二毛作で我々の対面で飲んでいた女性お二人の行き付けの店で、田中裕一氏の呼びかけで一緒に飲むことになったのだ。

実は私はこの頃からあまり覚えていない。(笑)


オールディズ 


店の名前は「オールディズ」という。
古き良きアメリカンがコンセプトだと思う。
ここで会話したことは、なんとなく覚えている程度で、後は忘れた。
でも居心地の良いバーで、もう少しちゃんとしているときに寄ってみたい。
比護さんなんて殆ど寝ていたようだ。(笑)


左:この店で唯一食べ物を撮ったのがこれ。飲み物は当然、バーボン。
右:店に置いてあったギターで田中裕一ソロライブ。(笑)

オールディズ = http://oldies1991.web.fc2.com/

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次回のターゲットはここ 


左は餃子の蘭州。食べログでも非常に評判が高い。水餃子がお薦めだそうだ。右はえびすや食堂。メニューが豊富だということ。いいね。

2012.11.7


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立石ツアー
今回はちょいとお上品に・・・
 

2005年12月25日。今年も残すところ僅か。
そんな暮の慌ただしい中、いや、クリスマスの最中にどうしても立石に行きたいという衝動に駆られたおやじ三人組が出没。でもですな、今回はもつ焼きをぐっと我慢して、ちょっと上品にキメてみたのである。


まずは栄寿司


12月25日。メリークリスマスっ!!!

今夜はまず寿司から。
宇ち多゛のすぐ斜め後ろにある栄寿司。

上は店内の写真。
二人の職人さんが黙々と握る。


今夜ご一緒して頂いたのは、お馴染みご近所さん。
まっきーさん、ほっそさん、そして私。
たまたま三人のスケジュールがばっちり合ったので、平日にも関わらず立石で集合できた。ほっそさんは立石初見参。



上はコハダとカンパチ。
どちらも旨いっ!!

いや〜、ほんと、ハンパじゃなく、うめーーーーっす!!!



まぐろの赤身。
いや〜、これもうめえ。
ちょいと写真撮る態勢があんまり良くなかったので、ブレてまして、すみません。


左はホタテ。右はハマチ。
両方ともネタがでかくて、下のシャリがまったく見えない。
特にハマチなんて、肉厚。

いやぁ〜、幸せ。



さば。赤く見えるところは梅肉が仕込んである。
これもなんというか脂が載っていて、うまいのなんのって!!!

意表を突かれた旨さだな。


回らない寿司、久々。(笑)
噂に違わずクオリティ高い。
しかも、安い!!

またすぐに行きたい店だ。

今回は次の予定(蘭州で餃子 w)があるので、後ろ髪を引かれつつ、パクパクっと食べて、さささっと店を出た。もうちょっと食べたいってところで我慢するってのもなかなか趣があるね。粋なのかすらん。いや、そうでもないな。(笑)


はい、そして
餃子の蘭州 


寿司の後は、水餃子とビール。

餃子の蘭州は宇ち多゛や栄寿司のある立石仲見世商店街の線路を挟んだ反対側にある。一見、あんまり目立たない店だ。

水餃子はもちもちとした皮、そして独特の餡がうまぁ〜。
お値段は1人前350円。

注文を受けてから皮をつくっているので、時間がかかる。

ちょっとビールがぬるかったのは残念だな。



上はにら玉餃子。
1人前400円。

うーむ、おいしいけれど、絶賛するまでもなかった。

焼きは、水餃子と同じタイプのものにすればよかったかも。



シメはラーメン。500円。
とても良心的なお値段と、体に優しい上品で塩分控えめな一杯。

むしろ薄味過ぎてしまってるかもしれない。
ま、ワタシ的には美味しいとは思う。

しかしながら、ご一緒させて頂いたお二方は、ちょっとイマイチというような感じだった。水餃子については絶賛していた。


今回の立石ツアーは、ささっと食べて、ささっと飲んで、すぐに幕張へ移動という感じにした。これ、大正解。もつ焼きと、黄金の梅割りでグテングテンになるのもまたそれはそれでいいけれど、今日みたいな組み合わせもいいね。これに「おでんや」さん(呑んべ横丁のほう)も絡ませると尚いいかもしれない。



途中で乗り換えるけれど、案外近いよね。
青砥から特急(?)であっと言う間に京成津田沼。
そして乗り換えて幕張駅。

さ、これから幕張界隈で今日の第三ラウンドが始まる。


本日の立石ツアーの参加者。
右端は私。
撮影場所は幕張の「千扇」(ちせん)という焼き鳥屋さん。おやじさんに撮ってもらった。

2012.12.26

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ご近所さんといきなりの立石ツアー 
遂にあの静かな話題の「おでんや」さんに 

2013年4月22日。某所で偶然にF田さんに会ったのが百年目。(笑)
急遽立石に行くことになりました。

同じマンションに住んでいるF田さんは岸和田のぼんですわ。しかも酒飲み。しょっちゅう酔ってます。(笑)
雰囲気あるでしょ?
とても穏やかな感じのパパさんです。


おでんや

以前から行こうと思っていながら、なかなか行けなかった”おでんや”に行った。何故なかなか行けなかったかと言うと、宇ち多゛に行って、それから、鳥房に行って、なんてことやっているうちに腹いっぱいになってしまったり、酔っぱらってしまったりで、辿りつけないないのだ。(笑)

というわけで、今回は宇ち多゛で軽くやってからやってきた。(笑)
2軒目くらいだったらまず大丈夫。
ちょっと今夜の私は宇ち多゛の梅割り2杯でちょいと酔っぱらい気味。

以下、「しばざ記 1337」を流用。



間もなく閉店の宇ち多゛を出て、当然ながら飲みたらないので、「おでんや」に。
もちろんおでんの店だが、店名が「おでんや」なのだ。(笑)

外観は上の写真のように超渋いっす。



店内も渋いっす。
昭和一桁のおじさまにはとってもいいんじゃなかろうか。いや、いや、そんなお年を召された方はキツいかな。せめて、昭和20年生まれの方々かな。
私の世代でもぐっと来ちゃうね。
若いマスター(若いと言っても、実はもうすぐ50歳だとか。全然そうは見えない。)がひとりで切り盛りする。

極めて寡黙だが、色々とお話しを訊いてしまった。(笑)



おでんはあっさり、しかし、結構出汁が効いている。
大根はやや硬めに仕上げていて、多少の歯ごたえが楽しめる。
おそらくそこはこだわりなのだろう。



焼酎の種類はたくさん。
丁寧につくってくれる。

上は芋焼酎。
(銘柄は失念した。すみません。)

その後、そば焼酎も頂く。

でも、その頃、段々酔いが回ってきて、何を話してんだかわからなくなってきた。
自分でも呂律が回らなくなっているのが分かるくらいだった。
あ、でもF田さんもそんな感じだから、ちょうどいいかも。(笑)


 

左は呑兵衛横丁の共同便所。
さっきまで私が彼の隣でおしっこしていた。(笑)

右は営業している店がまばらな呑兵衛横丁。
物凄く雰囲気があるでしょ?

新宿のゴールデン街みたいに狙い過ぎてないところがいいよね。


ほどほど酔ってきたので、幕張へ戻る。
実は幕張に戻ってからまた「むら田」で飲んじゃいました。(笑)

2013.4.23

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久々に立石でひとり飲み 

2013年5月14日、期せずしてひとり飲みになってしまった。でも、ひとり飲みは嫌いじゃないので、全然問題じゃないです。いや、立石はひとり飲みのほうが楽しかったりして。
というわけで、今回はまた行ったことの無い2店舗を巡ってきました。
このページのタイトルの「もつ焼き」というのには無縁ですが・・・。


二度づけ禁止の串カツの店 「毘利軒」(びりけん) 


まずは、冷たいビールと串カツなんぞで、ってことで、京成線の線路のすぐ脇にある毘利軒(びりけん)に。

完全な立ち飲み屋さんだ。

生ビールセットという便利なもものがあって、それで、きゅいーーっと。そして、お代わりはウーロンハイ。全部で1,070円と大変お安く酔っぱらって、お腹いっぱいになってしまった。ちょいと疲れているから酔いも早いのだ。

無料のキャベツがあるのもいいね。



毘利軒の生ビール。単品だと380円。
右は、お馴染みのビリケンさんですね。




左上:うずら、右上:たまねぎ、左下:豚、右下:鶏。

どれも割合ボリュームがあり、これだけで結構お腹いっぱいになってしまうのだ。

因みにどれもソースをつけてから撮影。

ソースは例によって「二度づけ禁止」なのだ。

2013.5.14

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ひとり飲みが渋すぎるくらい渋い店「えびすや食堂」 


毘利軒を出て、せっかく立石にいるんだし、もう一軒ハシゴしようと思ったものの、とにかくお腹いっぱいなので、界隈を写真を撮りながら散歩することにした。(笑)

小一時間、一所懸命歩くが、でも、そう簡単に腹は空かない。ま、飲んでればなんとかなるかな、ってことで、以前から行きたかったえびすや食堂に。外観は上の写真。

ここがまた、渋すぎるくらい渋い。
そして、メニューが激安。

例えば、殆どのつまみ類は300円以下。
私は、ホッピー(450円)と、玉こんにゃく(190円)と、鳥皮ぎょうざ(250円)を注文した。
そして、それでちびりちびりと・・・。

テレビではセパ交流戦が。
巨人対ロッテ。
お、ロッテが満塁だ。

うゎ〜。サブローが三振だよ。(泣)

飲んでいるうちに少しお腹が減ってきたので、オムライス(600円)を注文。
懐かしい味だ。



意外に広いえびすや食堂の店内(カウンタ部分)。

食堂というよりも居酒屋という感じ。

テーブル席もたくさんある。




左上:やっぱ、この手の店に一番ぴったりなのはホッピーですね。
右上:アツアツでしこしこの玉こんにゃく。190円というお値段が嬉しい。
左下:鳥皮ぎょうざ。これもおいしい。250円なり。
右下:懐かしい味のオムライス。中身のチキンライスも美味しかった。鶏肉がごろごろ。



この値段の安さには驚かずにはいられない。
やりいかわだび 200円とか、にら玉 200円、ウィンナー炒め 250円とか、いったいいつの時代なんだって思わない?(笑)



店を出た後、振り返る。
こんな雰囲気。どことなく哀愁が漂ってるなあ。
おらあ、好きだな、この店。

とにかく立石はいいところです。よく下町の飲み屋さんは、暖かいと言いますけど、立石は、馴れ馴れしくなく、適度に放っておいてくれるのが優しさだと思います。あるいは、逆に冷たい感じかな。単に飲みに行ったり食いに行ったりと、徹しているほうがいいかもです。(2013.5.15 yasさんへ)

2013.5.14

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まだまだ行きたい店がたくさん!! 

時間があったのと、腹を空かせる為に色々散歩した。
まだまだ立石は奥が深いね。
それと、食べログでもまだ行かねばならぬ店(笑)がたくさんあることがわかった。(笑)



左: たこ焼き「大ちゃん」。
  1パック400円と、立石にしてはちょいとお高め。でも、凄い人気。
右: 「呑てんき」(のうてんき)。いかにもって感じの飲み屋さん。
  おじちゃん、おばちゃんの賑やかな声が聴こえてきた。



左: 大衆酒場「ときわ」。どこにでもあるような店。えびすや食堂の並び。
右: 「らく亭」。ちょいとお洒落な雰囲気。落ち着いた佇まい。



左: 立石っぽくない小奇麗なイタリアン。
右: 怪しい雰囲気の「K’s」。ん〜、ここ、凄く気になる。



左: 「ぜん」というちょいとお洒落な居酒屋。地元の人には絶大な人気だとか。
右: ここ、以前から気になっていた。「炙」という名のイタリアン。
  餃子の蘭州の2軒隣。

2013.5.14

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千ベロだけじゃない まだまだある立石


千ベロ。つまり千円でべろべろになってしまうだけが立石の魅力じゃないのだ。例えば、有名なそば屋さんもあるし、最近人気急上昇中の手打ちうどんの店もある。

前者は、お弟子さんの店がミシュランの星を獲得した「玄庵」という店。後者は味だけじゃなくデカ盛りで人気の「むぎや」。

今日は「むぎや」をチョイスした。
上の写真が「むぎや」の外観。
ご覧のように、地味な感じだ。
奥戸街道からちょい路地に入るので、知らなかったらそう簡単にめぐりあえない。

私が行ったときには、席はたったひとつしか空いてなかった。
いやいや、ほんと、凄い人気だ。

ところで、午後から仕事じゃなかったら、間違いなく宇ち多゛に行ってた。(笑)



奥戸街道から見た「むぎや」。
と言ってもここからではあまり見えない。
つけめん大王の右側の路地の、二人の男性が立っている辺りだ。



メニューは色々あるが、私は「笹切りうどん」を注文。

写真だとわかり難いが、とにかくビッグなサイズだ。
天ぷらもたっぷりある。
だいたい、うどんが盛られている容器は、寿司桶で、おそらく2人前、いや3人前の寿司が盛られるサイズである。

うどんは、通常の1.5倍くらいあるか、いや、2倍くらいあると思う。

この私が食べている最中に苦しくなってしまったくらいだ。
天ぷらもかなりのボリュームだ。

そして大抵のお客さんが、注文した後に「少な目でお願いします。」と言っているのだ。つまり、普通盛りが大盛りのような感じだ。従ってうっかり大盛りなんて言うととんでもない量が登場するというわけだ。



これが笹切りうどんのアップ写真。
麺はもちもちっとしていて、つるつるしている。
コシはそれほどあるわけではないが、とにかくいい具合だ。

天ぷらも美味しい。
繰り返すが天ぷらも量がある。

ただ、難点といか、それは私の好みの問題だけど、つゆがやけにしょっぱかった。
つまり塩分多め。
天ぷらをつけて食べるのにはいいけれど、うどんをつけて食べるとうどんの持つ本来のうまみがまったくかき消されてしまう。

うどんを食べ終わったときに薄めて飲めるように、そば湯ならぬ、うどん湯(?)が付いていたので、それで薄めて食べたが、それでもやっぱりしょっぱかったな。

そうは言ってもとても気に入った。
ご夫婦で経営されている店でアットホーム。
ご主人の明るい雰囲気もいいし、機敏に動くお姿はなんとなく感動する。

是非また行きたい店だ。


ところで、笹切りうどんというのは、いったい何?
実は私も食べるのは初めてだ。
よもぎうどんなどのように、笹の若葉を粉にして、それを練り込んでいるうどんだそうだ。
綺麗な色をしている。



上は前述の「玄庵」の入り口。
同店は奥戸海道に面している。
近々ぜひ行ってみたい。

2013.5.23 THU

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東京屋台 多じ満


場所は仲見世、宇ち多゛の斜め前。今まで何度も店の前を通っているのに、わからなかった。看板も大きいし、目立たないことは無いのだけど、地味なのも確かだな。主張が無いという感じ。まあ、だからこそ逆に私は惹かれるのだ。
もちろん初めて入る。

本当に屋台のような小さな店だ。

先客は一人。



お話好きのご夫婦がやっていて、ほんわかした雰囲気。

右側のおじちゃんは御年80歳。
超元気!!
おばちゃんは75歳。
栃木県出身の山登りが大好きな元ギャル。(笑)

居酒屋さん一筋の人生。新宿で10年、中野で30年、立石で2年という経歴。
立石は息子さんの家が近いので、いつ倒れてもいいようにということで引っ越してこられたそうだ。





ナスの天ぷら、レバニラ炒め、辛しらっきょ、コハダを頂く。
ホッピーの大ジョッキ2杯。
いや〜、楽しかったぁ〜〜っ!



写真の真ん中の人物。
もちろん、あのボクシングの元世界チャンピョンの内藤大助だ。

彼の地元は立石。(出身は北海道)
下町のチャンピョンなのだ。

ごちそうさまでした〜。

2013.6.24 MON

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手打ちそば「玄庵」

6月28日金曜日。
立石には早めに着いたので、仕事&ちょいとお散歩をして時間調整をした後に、奥戸街道に面する「玄庵」を訪れる。
今週の月曜に訪れて、その時は臨時休業でがっくりしたが、今日はちゃんとやってた。
ほっとする。(笑)



同店の入り口に貼ってあった手作りのポスター。
同店が主宰する「江戸東京そばの会」のプロ養成コースを卒業された生徒さんが店をオープンし、その店がミシュランの星を獲得したというお知らせだ。奈良県の「彦衛門」という店。

そんな情報もあると益々期待に胸が高まってしまう。

午後5時ぴったりに店に入る。
先客は誰もいない。

店はビルの二階にあり、そば屋らしくない外観だったけれど、エレベーターで二階に昇ると、なんとなくそれ風で、店内はとてもいい雰囲気である。
ジャズが静かに流れる空間。



こんな雰囲気なのだ。
素晴らしいね。

テーブルも椅子もアンティークである。
照明もやや落としてあり、落ち着ける。

ただ、そば屋っぽくはないかも。



左: 小上がりもある。その空間だけ和の雰囲気。
右: 店の小さな窓からはお隣のそば教室の風景が見える。



注文したのは「せいろ」(800円)。
薬味は辛味大根。

まずはそばになにもつけずたぐり寄せて食べてみた。

うん、旨い。
しっかりした蕎麦の味と風味。

これだけ明確に主張しているそばは珍しい。
さすがレベルが高い。

コシものど越しも申し分ない。

つゆも美味しい。

納得した。

女将さんと、色々とお話しさせて頂いた。
そば粉は常陸秋そばを使っていること、そして石臼で丁寧に挽いていることなどだ。
石臼の石に何の石を使っているのかというところまでこだわっているそうだ。
凄い。

それから、そば教室の話。
一日体験コースもある。

頂いたパンフで値段を見ると、3,150円で500gのそばを打てる。試食をして余ったそばは持ち帰れるということだ。いいね、それ。

また、プロコースは、35万円。
脱サラして蕎麦職人になるのに、いいかも。

2013.6.28 FRI

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「さくら」(立ち飲み屋)


宇ち多゛を出た後、ちょいとまだ飲み足りないということで、がらっと雰囲気を変えて、いや、変わってないか、とにかく、駅の反対側の「さくら」という立ち飲み屋に入った。
立ち飲み屋と言っても、ちゃんと椅子がある。

店に入った瞬間に大きな声で、「おかえりなさーい!」と言われる。うひゃ。なんか嬉しい。しかも、我々が座ったカウンタの正面にはバイトのかわいこちゃんが。
彼女、大学卒業後に資格を取る為に専門学校で勉強しているそうだ。

尚、同店はチケット制。
最初に1000円のチケットを購入する。

まずはホッピーセット。350円。
や、安いっ。(汗)



いわしの丸干し。
これは200円。
うまいね。



くじらベーコン。
350円。

おいしいよん。

宇ち多゛に行った後だと、何を食べてもインパクトは無いが、それにしても、ここも十分センベロを堪能できる。おでんも3品200円だし。

以降、写真を撮るのが面倒になったので、記録が何も無い。(笑)
記憶もあんまり無い。(笑)

2013.6.28 FRI

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目立たない立ち食いそば”仲見世そば”

このページ、久々の更新。
4ヶ月 ぶりだ。
ということは4ヶ月も立石に行ってなかったことになる。
どうもなあ、なんとなく、寂しかった原因はそこにあったのか。

さて、今回は午後7時に待ち合わせ。
かつて勤務していた会社の後輩二十数年ぶりに会って飲むのだ。
その前に空腹を満たす前に同店(仲見世そば)に立ち寄る。
場所は、立石仲見世のアーケードの中。
前回寄った”多じ満”の斜め前、”宇ち多゛の隣という立地。
しかし、まったく目立たない。



紺色の暖簾がかかっている、そこが入口。
隣にはお馴染みの宇ち多゛の看板が・・・。

ご覧の通り、地味。



先客はゼロ。つまり私だけ。注文は天ぷらそば(340円)。

うん、美味しい。
なんとジューシーなかき揚げ天。
つーか、さくさく感がまったく無い。つまり揚げ置き。

しかも、麺もコシがまったくない。(笑)

でも、美味しい。

なんというか、やや甘目のつゆが美味しい。


お父さんに話かけてみる。

「昭和43年(だとお聞きしたと思う)からこの地で営業している。最近、隣は繁盛しているけれど、こちらは全然ダメ。」

そういうことだ。

「地味ですものね。」と、私。
あ、でも余計なお世話かな。



(↑)ダメ出しするくらいのヤワな麺。
でも、何故だかまた是非行きたいと思ってしまうのだ。

つゆの味と、ほっと一息つける店とお父さんの雰囲気かなあ。
まあ、外が猛烈に寒いというのもあるかも。

また是非行きたい店だ。

2013.11.12

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立石のイタリアン ”炙 ABURI"


以前から絶対に行きたかったABURIに遂に行くことが出来た。
今までチャンスはあったものの、どうもこちらは一人飲みよりも2、3人で行ったほうが楽しそうだと思ったのだ。

たまたまこの日はずっと以前に勤務していた会社の後輩との飲み会。飲み会といっても、元ギャルとの3人での飲み会だったので、ちょいとお洒落な店ということで同店に。江戸っ子、二毛作とハシゴしての3軒目。(笑)

まずはワイン。同店では一番安い銘柄なのだが、これが結構イケる。

それだけで、同店の評価がぐぐっとアップした。
スタッフのおねえさんの応対も明るくていい。
寡黙なマスターもかっこいい。
二毛作のマスターとはまたちょっと違うタイプの若者。



これがそのワイン。
イタリアンですね。

美味しくて、あっと言う間に飲んでしまい、おかわりでデカンタも追加注文。
他店で散々飲み食いしたのに、胃袋大丈夫か?
それだけ美味しかったということですな。(笑)



ただ、料理はもうお腹いっぱいで、食べられない。
チーズの盛り合わせだけ注文した。

ワインにはちょうど良い選択。

楽しくて、いつの間にか12時近くなってしまった。
慌てて、勘定を済ませ、駅へ急ぐ。
ぎりぎり終電だった。

いずれまたゆっくりと飲みたいものだ。
もちろん、イタリアンを食べながら。

2013.11.12(11.13記)

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