<ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン主演で描く、死を意識した初老男性2人の希望に満ちた余生を描く人間讃歌。病室で知り合った2人が意気投合し、“やりたいことリスト”に基づき、残りの人生を生き生きと駆け抜ける。>
いい映画だと思う。主人公の二人ともいい役者さんだ。ああやって悔いの無いように死にたいもんだけど、しかしなあ、現実は・・・。
一方、残虐な方法(高速カッターで首を切られる)で殺される人がいる。一般市民がその殺害犯を裁き、死刑判決を下す。その判決に対してプロの裁判官が判決を否定するかの如く、被告に控訴を勧める。
なんだかよく分からなくなってきた。いずれ自分が裁く立場になることもあるのだろうか。
「みんなに知ってもらいたかった。」と、秘匿義務のある立場にいながら自分の判断で情報を流し、それが多くの人から英雄視される。それもよく分からん。逮捕されるリスクも鑑みての行動だったのだろうか。それとも愉快犯的なものだったのだろうか。
最近、北方領土に関する話題のテレビを観ていて、あるコメンテーターの言葉に唸った。そうだ、忘れてた。北方領土でかつて日本人の漁師が旧ソ連に拿捕され、拘留されたり、あるいは狙撃されたりしているのだ。しかも、何人かが死んでいる。そういうことを絶対忘れてはいけない。
2010.11.17