「俺たち2」管理人による戯言
日記でもない、コラムでもない、単なる戯言。そんな感じ。
筆者は幕張ベイタウン在住のおやじ。結構、歳いってます。はい。
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西田佐知子と園まり
今の時代に聴いてもまったく古さを感じさせないハイクオリティなボーカリストなのだ

昭和を代表する歌手を挙げると枚挙にいとまが無いけれど、大御所だけど、めちゃくちゃ大御所でもない中堅どころの西田佐知子と園まりを今回はちょいと語りたい。
(#二人は、美空ひばりとか都はるみなどに比較するとどうしても軽視されがち。でも私は大御所だと思っている!)

この二人の歌手は、歌がうまいとされたのは「お腹から声を出す!」という時代に、言い方は悪いけれど、当時の尺度から言えばへたっぴな歌い方が特徴だった。西田は、やる気の無いような、気だるい声で歌っていた。鼻にかかった独特の声。「アカシヤの雨がやむとき」や、「女の意地」をさらりと歌う。もちろん、今の時代、彼女の歌を聴いても、へたどころか、物凄くテクニカルでハイクオリティだと思う。全然古さを感じさせない。

当時こどもだった私でも都会的というかあか抜けた雰囲気は大好きだった。都会への憧れ、大人への憧れが彼女の歌を聴いていると高まった。しかも、美人だ。その後、関口宏氏の夫人になっちまって、まったくブラウン管から姿を消してしまった。

菊正宗のCMで流れる「初めての街で」もいいね。

園まりも独特の歌い方をしていた。タイプは違うけれど、ちょっと甘えるような、しかし、清楚な雰囲気が良かった。「何も云わないで」、「逢いたくて逢いたくて」、「夢は夜ひらく」などのヒット曲があったが、声をはっきり出していないということで、前述のように、当時は歌がヘタだと酷評していた人もいた。でも、紅白には6連続出場しているくらいだから人気はあったのだ。

彼女の「逢いたくて逢いたくて」はずっと好きで、いつかギターの弾き語りなんてやってみたいなんて思っていた。それは高校生くらいのときからずっと思っていた。でも実現しなかった。でも、この前、YOUTUBEで桑田佳祐が歌っているのを見つけてしまった。それが以下。


がーん。
凄くいい。
とってもいい。

この園まりが歌った「逢いたくて逢いたくて」はなんと東京五輪の年、つまり1964年に発表された歌なのだ。新幹線が開通した年、カラーのテレビ放送が始まった年なのだ。あの当時にこんなセンスのいい曲が出来たなんて凄いと思う。

あ、ちあきなおみの歌う同曲もいいよ。

2011.3.4

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宮川泰先生と岩谷時子先生

お二人とも戦後の歌謡界の大作曲家と大作詞家。恐れながら、以下は「先生」を省略させて頂く。

宮川氏には生前2度ほどお目にかかっている。一度目はジミー竹内氏の関係のイベントだと思う。元号がまだ昭和の頃だった。二度目は平成3年頃だったか、どういうシチュエーションだったか失念してしまった。いずれの席でもテレビではおなじみの顔だったので、私は非常に緊張して言葉が出なかったのを悔やんでいる。

その後、あのザ・ピーナッツの「恋のバカンス」を作曲したのが同氏だと知った。大作曲家とは知っていたけれど、前出の「逢いたくて逢いたくて」も、なんと「宇宙戦艦ヤマト」も彼の作品だった。実は、この文章を書いているのも「逢いたくて逢いたくて」からのインスピレーションなのである。後述する岩谷時子先生はその「逢いたくて逢いたくて」の作詞者だ。

宮川氏の作品は、演歌全盛の歌謡界にあって、新しく、なんというか西洋風というか、お洒落なエッセンスが入っているのが好きだ。残念ながら2006年に他界してしまった。氏の奥様からジミー竹内記念館へメッセージを頂戴している。そうなのだ、ジミーと一緒にバンドをやっておられたのだ。そのときのリーダーはあの渡辺プロダクションの渡辺晋氏だった。

宮川氏の作品の中で特に私が好きなのは、梓みちよの「お嫁さん」という曲。テレビドラマの主題歌だ。まるでシルヴィ・ヴァルタンの「アイドルを探せ」のような可愛らしい曲だ。絶対にもう聴けないと思っていたのに、まさかYOUTUBEに載っているのは非常に嬉しい。以下。

http://www.youtube.com/watch?v=nKdIddsJ3qo

但し、ドラマの主人公が3人代わるのだが、歌っていたのはその時の主人公で、上のお嫁さんが果たして本当に梓みちよかは不明。

同ドラマは60年代で、その頃まだガキだった私は内容を殆ど覚えていない。ただ、小学生にして可愛いお嫁さんが家に来てほしいなんてぼんやり思っていた。その後、「気になる嫁さん」の榊原るみのイメージに消されてしまった。記憶はまるでテープレコーダーみたいにうっかりと重ねて録音するようなものなんだろうね。

岩谷時子氏はもう説明を要しないほどの大大大作詞家である。訳詩も素晴らしい。例えば越路吹雪の「愛の賛歌」。原曲とはまったくと言っていいほど解釈を変えているそうだが、もう最初からこの日本語の詞が前提で曲があったと言っても過言ではないほどの出来だ。そのほか、越路吹雪の作品を殆ど手がけている。「サン・トワ・マミー」、「ラストダンスは私に」、「ある愛の詩」、などなどの訳詩だ。

作詞も列挙するのには一苦労。主な、というか私の勝手な判断で絞って列記したい。「恋のバカンス」(ザ・ピーナッツ、作曲:宮川泰)、「ウナ・セラ・ディ東京(東京たそがれ)」(ザ・ピーナッツ、和田弘とマヒナスターズ、坂本スミ子、西田佐知子、作曲:宮川泰)、「夜明けのうた」(岸洋子、作曲:いずみたく)、
「これが青春だ」(布施明、作曲:いずみたく)、「逢いたくて逢いたくて」(園まり、作曲:宮川泰)、「お嫁さん」(梓みちよ、作曲:宮川泰)、「旅人よ」(加山雄三・井上陽水、作曲:弾厚作、「おまえに」(フランク永井、作曲:吉田正)、「君といつまでも」(加山雄三、作曲:弾厚作、「お嫁においで」(加山雄三、作曲:弾厚作)、「恋の季節」(ピンキーとキラーズ、作曲:いずみたく)、「ほんきかしら」(島倉千代子、作曲:土田啓四郎)、「いいじゃないの幸せならば」(佐良直美、作曲:いずみたく)、「18才の彼」(岩下志麻、作曲:ポール・モーリア)、「男の子女の子」(郷ひろみ、作曲:筒美京平)、「花とみつばち」(郷ひろみ、作曲:筒美京平)、などなど。(Wikipediaを参考にした。)

ご覧のようにとにかく昭和を代表とする歌、特に当時としてはモダンな作詞をたくさん手がけている。「君といつまでも」が彼女の作品だということは以前から知っていたものの、しかし、「恋の季節」もそうだとは最近知った。「夜明けのコーヒー、二人で飲もうと・・・」というフレーズは、ハナタレ小僧ならぬバカたれ小僧の私の想像の世界を広げた。夜明けのコーヒー、飲みたいっす!!

岩谷氏は大正生まれ。計算でゆくと、今年、95歳になられる。いつまでもお元気でいてほしい。

2011.3.4

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幕張ケリー、今年最初のステージは、な、なんとワンマンっす。
2011年3月5日 土曜日。場所は、長沼(千葉市)のワンズモール。
入場無料なので遊びに来てね!
 ワンズモールのホームページへ
 ベイタウン・ミュージック・フェスタのホームページへ
 
     
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2011/3/4
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